カテゴリ:写真集( 431 )

roshin books

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Across the Sea by Yoko Kusano
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Trace of fog by Yu-ki Abe
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Record of Creation by Noguchi Rika
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Afterword 2nd edition by Fukase Masahisa
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Untitled by Shin Yanagisawa
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Go to become by Jörgen Axelvall
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Afterword by Masahisa Fukase
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North Point by Hiroyasu Nakai
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Wonderful Days by Masahisa Fukase
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KUMOGAKURE ONSEN : Reclusive Travels by Masakazu Murakami
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Stakeout Diary by Yukichi Watabe
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Go there by Gen Sakuma
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roshin booksやってます。
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by atsushisaito | 2019-03-02 20:49 | 写真集 | Comments(2)

石内都 Miyako Ishiuchi 「Beginnings:1975」

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published by Sokyu-sha, 2018,

1975年の金沢八景で撮影された作品。石内都が「絶唱、横須賀ストーリー」を出版する3年前のもので、石内がテキストで綴っているように「ヘタな写真」。プリントの焼き方も乱暴なんだけど、時代感も加わってそれがいい味を出している。もう少し点数があった方がいいかな、とも思うが40年も暗室で眠っていたプリントから製作したというので、使えるものが少なかったのかもしれない。名作が生まれる前夜の作家の視線を知ることができる1冊。

by atsushisaito | 2018-11-22 17:10 | 写真集 | Comments(0)

写真集飲み会@VACANT

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VACANTでは実に3年ぶりの開催となる写真集飲み会。10月に開催です。イベント限定の特製ジンの無料配布もあります。ぜひ遊びに来てください!
詳細はfacebookページの方で随時更新していきます。今回のメインイメージは写真家 山谷祐介の作品です。
https://www.facebook.com/events/420677758423450/




by atsushisaito | 2018-10-21 20:00 | 写真集 | Comments(0)

奈良美智 Yoshitomo Nara 「Will the Circle Be Unbroken」

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published by Fine Art Photography Association, 2017, edition of 1000

昨年の代官山フォトフェアの展示に関連して千部限定で出版された写真集。美術作家として絶大な人気を誇る奈良美智の写真作品で話題を呼んだ。展示会場と所属ギャラリー以外では、銀座蔦屋のみの取り扱いと珍しい展開をしていた。B4変形サイズと大きい判型。普段のドローイング作品とどこか通底する共通の空気感が漂い、日頃の作家の視線を知ることができる興味深い作品。

by atsushisaito | 2018-08-21 16:48 | 写真集 | Comments(0)

Sohrab Hura 「Look It’s Getting Sunny Outside!!!」

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self-published / 2018 / edition of 600,

前作Life is elsewhereが瞬く間にsold outになり話題を呼んだ続編。判型、装丁も同サイズ、大きく異なる点は前作がモノクロで、今作がカラー作品ということ。今回の主役は母とその犬エルサ。15年前に父が家を出て行ってから、精神的な病気が進行していく母と共に一緒に暮らしてきたエルサの晩年の様子が描かれている。

愛くるしい姿は前半までで、後半からは見ていられないくらいに辛い場面が登場する。犬の晩年を看取った人ならわかるだろうが、エルサのように13年と長生きすると、足の自由が効かなくなり散歩もろくにできなく寝たきりになってしまう。死の後までオブラートに包むことなく描かれているそのシークエンスは、見ているものにとって辛さばかりがつのり、しんどい。

最後の一枚に母と生前のエルサの二人が寄り添っている写真が挿入されていることが唯一の救いでもある。前作の開放感から一転、愛らしくも苦しい一冊になっているが、この二つの作品の主題「Sweet Life」という言葉を噛み締めながらもう一度ページを捲って見ると、小さな救いのような光が感じられる。

ただ一点、作中に他の生き物(犬?)が死んでいる写真が見開きで登場しているのだが、これだけなんとも理解し難いな、と。これがなんかグロい。このあたりインド人であるソフラの宗教観が反映されているのか、解説してもらいたいところ。

前作の人気から、また600部ということもあって、正式な出版前に書店、個人からの注文が殺到してすでにsold out。ただし、まだ書店の店頭在庫は少しあるみたい。今年の年末のベストブックの発表に絡んでくる一冊。

https://sobooks.jp/books/88411


by atsushisaito | 2018-07-29 13:15 | 写真集 | Comments(0)

Weronika Gęsicka 「 Traces 」

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published by JEDNOSTKA, Weronika Gęsicka, Maga Sokalska, 2017, edition of 1000,


by atsushisaito | 2018-06-28 22:53 | 写真集 | Comments(0)

Donald Weber 「War Sand」

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Published by Polygon, 2018,


 第二次世界大戦での最大の作戦であるノルマンディ上陸作戦をテーマとした作品。ロバート・キャパの緊迫した写真や、映画「プライベートライアン」で壮絶に描かれたヨーロッパの命運を賭けて戦われた舞台であるノルマンディ海岸を作家のDonald Weberが様々な角度から切り込んでいる。

 本を手にとってまず気になるのは、カバーに型押しされた兵隊の徒手格闘のイラスト。真面目なのになんだかコミカルで、それが背表紙にまで押されている。本棚に差し込んだ時にかわいい。ちなみにタイトルや作家表記はなく、イラストだけ。このイラストはWilliam E. Fairbairn(ディフェンドゥーという格闘技術を生み出した人だとか)の書籍から使われている。

 デザインを担当しているのはオランダのTeun van der Heijden。本文の各セクションで使用している紙を変えていて、ランドスケープから電子顕微鏡に映画のキャプチャやらの様々すぎる角度を見るものを飽きさせずに秀逸にまとめている。途中でフレンチバインディングを挟み込むなど(なんかトリックの種明かし的なのが裏に印刷されていたけど、わからず、、、、)デザイナーの手腕を大いに発揮している一冊なので、デザインをやる人なら購入しておいて損はないかと。

 作家がこの作品を制作した理由が小さなストーリーとしてジオラマの写真と一緒に展開されているのだけど、それがとても素敵。奥付からすると、作家のお爺ちゃんが息子に話したストーリー。お父さんからそれを作家が聞いた話。

 ノルマンディ上陸作戦が決行される前年にイギリス軍は密かにノルマンディに9人の隠密部隊を派遣した。その目的とは海岸の土壌の砂を採取すること。それを本国に持ち帰り分析することにより、上陸作戦の確度をより高めようとするものだった。これが事実だったかどうか、そこまでは定かではない。しかし作家は10人目の諜報部員としてノルマンディの地で砂を採取した。

 大学の協力により、最新の電子顕微鏡で砂を調査してみると、70年の時間の間、波に揉まれ太陽の日差しに晒されたなんでもない砂粒の微細な一部が人骨であったり、大戦時に使用されていた鉄であったりと、様々なことがわかった。その元素レベル(ちょっと理解が足らないのでこう書いてしまっていいのか?)の分析写真が描く世界が驚くほどに新たな世界を構築していて、もはやなんの作品だったかわからなくなったり。分析が深くて地球上には存在しない物質まで発見されてもいる。 

 しかし、戻ってこの話はノルマンディ。写真集の冒頭からノルマンディの雲の様子から始まり、ランドスケープ、ノルマンディの砂の解析、ジオラマ、そして最後にはThe Longest Dayなどのこの上陸作戦の映画のキャプチャで締められているというノルマンディすぎるこの本が今年のマストバイであることは確か。


https://www.warsand.com/

http://www.flotsambooks.com/SHOP/PH03544.html


by atsushisaito | 2018-03-19 12:58 | 写真集 | Comments(0)

Photobook JP

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2018 3 / 1 - 4
@大さん橋ホール
10:00 - 18:00 (last day 17:00)
admission free

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 Photobook JPにご来場いただきまして、ありがとうございました!
 

by atsushisaito | 2018-03-13 22:05 | 写真集 | Comments(0)

海原力 Chikara Umihara 「Whispering Hope」

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self-published, 2017, edition of 300,

 ページを開いて、あーこういうやり方もあるのかあと思った。ちょうど新しい写真集の話をしていて見開きについて考えていたところに、このコデックス装でばん!っと広がった写真を見て、打ち合わせで散々写真集で見開きはそんなに好きじゃないと連発していた自分が、やっぱ見開きいいかもと思ってしまった。基本、見開きの連続なのだけど、そこに時折挿入されるテキストや余白を大きくとった人物の写真でその緩急のつき方にもとても上手いと思った。そのデザインを手がけたのはオランダのSybren Kuiper。通称 SYB。写真集のデザインの世界では最も著名な一人と言っても過言ではない。コデックスの見開きに感心したのではなく、作風とのマッチングに感心した。
 作家はアメリカを拠点に活動していたとか。行き先を決めずバスでアメリカ中を旅し、車窓やバス停に撮影ポイントを絞ってまとめた作品。行き先を決めない旅。なんかの漫画で読んで好きな言葉があって「旅行は帰って来る日が決まっているもの、旅は帰って来る日が決まってないもの」(たしかこんな感じ) で、これはまさしく旅だなあ、と。バスの車窓という制限が伴う撮影行為から発生した写真群は、単純に美醜の観点からいうとなんてことないとりとめもない写真と感じる人は多いのかもしれない。しかし、これはそんな鈍感な人達の為に作られた300冊ではなく、行くあてもない移動というロマンスに共感できる人達に向けて作られた一冊である。極めて内省的な作品にも関わらず、1冊の写真集として力強く完成させているのはやはり作家とデザイナーとの共同作業から得られた成果だと思う。
 アメリカのロードトリップというとやはり、ロバートフランクのアメリカンズが一番最初に浮かぶ。ハンドルを握り、ただただ一直線の道路をサルパラダイスとディーンモリアーティがアメリカ中を旅するオンザロード。彼らにはない孤独感がこの作品からは感じられる。行くあてもないバスに座って車窓を眺めているセンチメンタル感をAlec Sothが気に入って昨年のベストにこの作品を入れたのも理解できる。
 ナンゴールデンの作品、I'll be your mirrorという作品が持つコンセプトって写真が持つ根源的なコンセプトだと思う。例えば牛腸茂雄もそうだけど、対象となる被写体はそこでシャッターを押している作家のことを写しているという。この作品では写っているのは風景だけど、僕にはそこでシャッターを押している海原という作家の姿が見える。ガタガタとバスに揺られながらシャッターを押している作家のまだ見ぬ世界への期待と孤独感がこの写真集には凝縮されている。

by atsushisaito | 2018-02-04 22:50 | 写真集 | Comments(0)

Mathieu Asselin 「Monsanto: A photographic Investigation」



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published by Verlag Kettler, 2017,

 モンサントという企業をテーマに製作された作品。巨大な化学メーカーで、これまで開発されてきた製品から人類は多くの利便性を獲得してきているのは確かなのだが、それを遥かに凌ぐ悪名を得ている。ダイオキシン、枯葉剤、そして遺伝子組み換え作物。モンサントという企業の強すぎる光と影。

 ダイオキシンで汚染され人が住めなくなって放置されてしまったかつてモンサントの工場があった町。感情に任せない静かな視線で撮影されたそれらはとても力強い。挿入されている資料の1936年のポストカードには当時の輝かしい街並みが描かれている。福島双葉町の「原子力 明るい未来のエネルギー」という看板を連想した。汚染された町には多くの工場で働く人たちがいたが、今の状況を想像できた人は誰もいない。

 agent orangeこと枯葉剤の章。こちらはショッキングな写真が多く、写真集の表紙にもそういう写真が含まれているという注意書きがされている。枯葉剤についてはベトちゃんドクちゃんの報道がよくされていたので、モンサントを知らなくても枯葉剤のことagent orangeという言葉を聞いたことがなくてもそれをよく知っている人は多いかと。敵が隠れる森林や資源となる畑に大量に散布し続けた。人体への影響は今もなお問題となっている。そして遺伝子組み換え農作物。モンサントの除草薬に耐性があり次世代へ種を残さないという物を作る。農家から利益を吸い上げる構造をおぞましいと思いつつも、一円でも安くと買い求める我々消費者がいる限り、それらの追求の手は止まらない。

 この歪んだ構図を写真と丁寧な資料による説明で、この企業をビジュアル化することに成功している写真集。モンサントが悪い!という声はたくさん聞くけれど、結局はそれを求めすぎている我々にも問題の責任がある。巻末に連なる無機質な広告の写真と言葉はそれに疑問を持たずにイエスと言い続けてる我々を巻き込んでの問題提議をしている。

 写真集の内容は正直あまり好みではないけれど、B4(たぶん)サイズ的には骨太なごつい装丁でこれは結構好み。ただ、ボール紙でこういった形でガツンとすると反りが目立つ。イメージ的にはソフトカバーで十分いい線いけそうな感じだけど。


by atsushisaito | 2018-01-07 22:27 | 写真集 | Comments(0)