2019年 12月 06日 ( 1 )

どさん子@中野

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よく中華そば的なラーメンを食べての感想で「昔懐かしい」って表現する人がいるけど、それって何歳の人のセリフだよって言いたい。60才から上あたりの人がチャルメラの音と共に啜った中華そばの記憶と合わせての懐かしいなら、納得できるのだが、まあ大体はイメージで懐かしいなんて語っているわけで。

で、例えば私ら(アラフォーになりますか)の世代だと、本当に昔懐かしいのはこういうどさん子の味噌ラーメンだったりする。どさん子とは何ぞやって人も、知っている人も読んでもらいたいのが、これ
最盛期に1200店というメガフランチャイズを築き上げたこの味こそが、本当に懐かしいのではないかと。しかも地方で車を走らせると閉店してそのままのどさん子を目にする機会が多いという。誰しも一度は食べたことがある味だと思う。

FCそのものが消滅していて個別にその店舗が独自にやっているのでは、とずっと思っていたのだが、しっかりと本部も生き残っていて、巻き返しのための新たなブランディングもしているそう。で、中野店。時間がなくすぐに食べられるところは、と目についたので入ってみた。

閑古鳥かと思いきや、立地の良さもあってか数人のお客さんがいた。注文は味噌ラーメン。どさん子といえば味噌という先入観があったので、筆頭のメニューが醤油だったのには驚いた。北海道っぽい。鍋でジャッと野菜を炒めたスープは程よくライト、麺もカタメって何ですか?というくらいな柔らかさ。総じて美味くもないけど不味くもないというボーダーにいる。でも、そのボーダーにいるっていうのが逆に新鮮で、こりゃダメだっていう方の味を少なからず期待していた自分がいることにあらためて気づいた。

ただ、気になったのが1点。魚出汁っぽい風味というか味が出汁にあり、これは昔からあったのかなあ、という疑問。もっとシンプルに味噌で押してくるような味だったかなあという、昔懐かしい記憶に問いかけてみたのだが、アル中ハイマーのハードディスクにはそれらしき断片は残っていなかった。

by atsushisaito | 2019-12-06 12:09 | 飯@中野 | Comments(0)