2016年 09月 12日 ( 2 )

William Eggleston 「For Now」

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published by Twin Palms Publishers, 2010 , 1st edition of 3000,

 エグルストンの2010年のベストセラー写真集。およそ3万5000枚もの未発表作品から映画監督のMichael Almereydaが収録作品を選んだ。時間軸は1970年代から2000年代のものまでその幅はとても大きいのだが、その色や作中に流れる空気感は時間の変化を全く感じさせないところがさすがエグルストンといったところ。ただし、登場人物は年をとっていく。おおよそ時系列にまとめられた編集で全体に通底するテーマが家族。表紙で黄色い花柄の布団にくるまれてベッドに横たわる若かりし頃の妻が子供たちの母となっていく。そしてその子供たちは父へと。そのあたりが全体にさりげなく編み込まれているところとタイトルの「for now」という言葉の意味が向き合った瞬間、なんだか優しい気持ちに包まれてしまう。
 エグルストンというとやはりアメリカ南部の空気や色が特徴なんだけど、この本はその色をうまく全面に押し出した造本で、とても気に入っている。表紙に使われているくすんだ黄色(深支子っていう色っぽい)の表紙をめくると同系色の見返し(こっちは山吹色っぽいけど)、そこから収録されている写真の随所に黄色のファクターがちりばめられている。美麗な印刷の大判な本なので、ちょっとした小物が黄色であったりするのがよくわかる。もしかしたらそれは別に狙って造ってるわけじゃないのかもしれないが、僕はそんな楽しみ方でこの写真集をみてる。名作。ちなみに収録作品の一枚だけは他の本で発表済みとか。

by atsushisaito | 2016-09-12 14:08 | 写真集 | Comments(0)

くいしん坊@大分県別府市北浜

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 お目当てのお店がお休みだったので、別府の飲み屋街をふらりふらり。なかなかにディープな雰囲気で楽しい。そんな中、飲屋街の通りの一つ、北浜通を歩いていると黄色い看板のザ居酒屋的なお店があったので、ふらっと入ってみた。
 カウンターがメインでお店で、中では地元おおばちゃん達が切り盛りしている。お客さんも地元の人、どうやらその客の娘にお孫さんが生まれたそうで、店の人が客の電話で「おめでとう」と祝福していた。とりあえずビールを注文して、メニューながめてみたが、さほどお腹が空いていなかったこともあり、大分の郷土料理であるりゅうきゅうを注文。
 醤油、酒、ミリン、ショウガ、ゴマ他を合わせたタレに漬け込んでつくるりゅうきゅう。この日はカンパチを使ったもの。甘い味付けが意外とたんぱくな白身に合って美味しい。また、こんな居酒屋さんで食する魚の鮮度の良さ。旨いなあと箸がすすめ。
 ここで焼酎をいただく。ロックできゅっと飲む。目にとまったのは豆腐ステーキ。昔、なんだかそういうの食べたことあるなあ、と注文。いかる鉄板の上に豆腐が二つのってきて登場した。味付けは豪快に焼き肉のタレのもののようで、なかなかに男の子の味で美味しかった。
 おばちゃんだけのお店かと思ってたら、豆腐ステーキは奥の厨房からおじさんが持ってきてくれた。別府の普段着使いのお店なんだろうなあ。ちなみに味噌ホルモンは滅多に仕込まないから、ほとんどないらしい。
by atsushisaito | 2016-09-12 12:19 | 飯@23区外 | Comments(0)