荒木経椎「好色」

荒木経椎「好色」@Rathole Gallery

 オープニングにはオープニングパーティーと思っているので、初日の夜に向かう。20時までやっているギャラリーなので、当然開いているのだが、パーティーの気配なし。なんだよお、と落ち込みながら鑑賞(パーティーは別の日に開催されるとのこと)。 写真はいつものアラーキーより過激。女性器に花を一輪差し込む程度なら別に驚きもしないのだが、差し込まれているのはバイブ。なんだか一線を超えてしまったような気持ち。 ギャラリーHPのキャプションでは、作家の生と性に対する意識が感じられると書かれているが、性の暴走以上のものは感じられなかった。生=性だ、なんていってしまえばなんでもありなのだろうけど。 また、写真にはアクリルで落書きのようなペイントがされているが、特に感じるものはなかった。 空の写真に漢字で「空」って書かれてもね、、、。

その足で銀座へ。

写真『ひとつぼ展』30回記念展 「@hitotsubo.jp」@ガーディアン・ガーデン
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 普段ならギャラリー会場でのパーティーなのだけど、今回は規模が大きいので審査会場に使われる部屋でパーティーが行われていた。
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 近年の受賞者はもちろん、黎明期の受賞者まで大人数で賑わっていた。パカパカとビールを飲み、寿司を食らい大変満足。途中、展示会場ものぞいてみた。ポストカードを展示、販売をするのだけど、てっきりオークション方式で値段が吊り上っていくのかと思っていたら、入札方式だった。まあ、よく考えれば頻繁に会場に足を運ぶのは難しいだろうし。最低入札価格は、出品者が決められて、安いもので500円くらい、高いので20万円ほどのものまで。 展示作品を見る限る、本当にポストカードの人もいるが、普通にプリントの人もいた。 写真展、として見ると面白くないが、ひとつぼのアーカイブとして見るのには、それぞれのコメントと一緒に楽しめる。 再び会場に戻り、ビールをパカパカ空ける。時間も過ぎ、ビールの在庫が底をついてお開き。 
 現在、ひとつぼ展は今年度の公募の募集は始まっていない。が、会社としての公募の存続は決定しており、募集もそろそろ始めるというコメントがあった。

会場を後にして、ゴールデン街へ。
naguneで焼酎。
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移動
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家系図を燃やす男、大道森山
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 こどじで焼酎。3杯目からグラスがでかくなったのには笑えた。お店のばあさんを「お姉さん」と言わなければいけないルールを教えてもらった。
by atsushisaito | 2008-10-19 10:21 | 写真展 | Comments(0)