2008年 10月 03日
中里和人個展『夜・自然・もうひとつの東京』
夜の町の路地というあまり興味がわかない作品だったのだけど、ギャラリーに興味があって東向島まで電車。う~ん、なんか落ち着く駅周辺。5分ほど歩いてギャラリーに到達。予想通り広々とした清澄なんかにあるような感じ。工場跡地なのかなあ。 その広さに見合う大きい写真で雰囲気としてはいい感じだった。これはもう完全に好き嫌いなのだろうけど、僕はいまいち作品に入り込めなかった。フロアが2つあって、小さい方に足を踏み出すとその間のイスで作家がまったりしていた。
そういえば隣の曳舟で大西みつぐの展示もあったなあ、と徒歩で移動。やあ、このあたりいい雰囲気。好きだなあ、商店街。 喫茶店で行われている展示はなにか注文しなければいけないので、場所だけ確認した。 甘味には興味ない。食べ物もなさそうだったし。 幸いにも外から中の様子が窺えたのでちら見。大西みつぐが談笑していた。
John Sypal展[Gaijin Like Me]@新宿ニコンサロン
キャプション。やっぱり日本に滞在の白人の外国人はそれなりの特別扱いな感じをわかっているんだ。そして、それらが街で出会う時に見せる表情。それをテーマに自身も外人の作者が撮影した作品。 面白い括り。たしかに自身のテリトリーを侵害されることを恐れるかのような、しかめっつらの被写体。 だけど、それって例えばそれが日本人であっても、そういう表情を抽出することは簡単でしょう。 コンセプトも写真、ともに面白いのだが腑に落ちない部分もあってうまく消化できなかった。
西岡 寛子展[愛のかたち ~大切なものが手の上にあるとすれば~]@新宿ニコンサロンbis
タイトル通り、いろんな人にそのイメージを手で表してもらったものを撮影した作品。ファインプリントなのだが、属性悪の僕には、こそばゆくてなんだか直視できなかった。
奥山 淳志展[明日をつくる人]@新宿ニコンサロン
先週の展示だけど。 いいポートレート。ドキュメンタリーっぽくないところがよかった。