大はし&天七@北千住

大はし&天七@北千住_c0016177_2034566.jpg

大はし&天七@北千住_c0016177_20341699.jpg

大はし&天七@北千住_c0016177_20342887.jpg

 東京3大煮込みの一つに数えられる北千住の大はしへ。 店に入るとイスに座って待ってる客数人。僕もそこに並ぶ。意外にも広い。長細く広い。その店内をじいちゃんと息子くらいの店員が忙しく歩き回っている。順番に案内されて、いざ僕の番、、、なのだけどなぜかテーブルで相席。う~ん、4人掛けのテーブルじゃなくてカウンターに座りたかった。 じいさんが注文を取りにきたのでビールと煮込み!と初心者っぷりを精一杯隠しての一声。 待っていると同じく相席のおっさんのところにつまみが運ばれてきて、、、うおおい!うおおい!と威勢がよすぎて怖い感じの掛声とともに息子がだん!だん!とつまみを置いていく。正直、ビビった。すくみあがってしまった。 そして僕のところにはじいさんが煮込みを持ってきてくれた。普通で安心。  煮込みというとモツを想像するのだけど、普通に肉。牛のカシラだそう。スネっぽい噛み応え。 とろとろに煮込まれた豆腐がおいしい。薄味なので(いわゆる煮込みと比べて)ほいほい食べられる。 
 しかしここで誤算。相席のおっさんは常連らしく、一度に数種類のつまみを注文していた。その訳がわかった。カウンターではそれなりにじいさん又は息子を捕まえられるのだけど、テーブル席ではそれが容易ではない。特に僕みたいなアルコールが入るまで草食系のタイプ(アルコール後は動物系)では周囲を気にしてしまって、大胆に店員を呼びとめることができない。 早々に煮込みを食らった後、もじもじした時間を過ごすことになる。 
 相席のおっさんはカウンターの常連のよこが空いたため移動。その移動を手伝ってた息子に、僕もカウンターに行きたいんだが、と語ると「空いたら案内する、空いたら」と言い残して去っていった(結局移動できなかった)。 おっさんの跡地に老齢の夫婦。その人たちもキン宮のボトルをキープする程度には通っているみたいで、ダン!ダン!と氷やら梅シロップなどが運ばれてくる。 僕はといえば、注文するキッカケを見つけられないまま、落ち込んでいた。負けてしまったという敗北感。 向いの老夫婦のオムレツが眩しい。
 って、そこで終ってしまうのは不本意なので、もう手を上げてじいさんにアピール(息子はちょっと怖い)。 やったー、じいさん来てくれた! 焼酎梅割り、青柳刺しそしてアナゴの白焼きを注文。 アナゴは普通だったが、青柳美味かった。ここで相席のじいさんが話かけてくれる。しつこかったら嫌だなあ、と半分思っていたが、空気を読める人であまりいじることなくそっとしておいてくれた。 調子に乗った僕は息子を通りかかった瞬間に捕まえて注文。赤貝の肝をと注文するも「今日、肝ない!」と言われ、怯んだが負けずに、じゃあ煮込み!と返した。 やっぱ怖いや。 
 煮込みを食ってキンミヤ飲み干してお会計。 カウンターだったらなあ。意外と一人客が少なかった。

 そして駅そばの串揚げの天七へ。
大はし&天七@北千住_c0016177_214984.jpg

大はし&天七@北千住_c0016177_2142210.jpg

 立ち飲み。まずは生ビール。2本しばりなのが残念。しかも値段が高い。一番安い串で160円。新今宮周辺のおっさんが入ると失神するよ。 でもそこはルール イズ ルールなのでチーズとキスという水と油のような注文。 大阪で串カツというともったりした衣なのだけど、ここは普通の薄い衣。 食べ放題のキャベツを使いソースを皿へ、ちょいちょいと。こうすると2度付け禁止で調整が難しいソースをうまく使える。反則っぽいけど。 やはりチーズは一本でいいなあ。キスは普通。 そしてレモンサワーを注文すると同時にイカ。まあ旨いんだけど、やはり最低でも2人でこないと厳しい。 おやじ臭くていい店ではあるが。
by atsushisaito | 2008-10-03 21:14 | 飯@足立区 | Comments(0)