2008年 07月 30日
リスボン@浅草
浅草をぶらぶら。しかし目当ての店は、定休日。灼熱の浅草をあーでもないこーでもないと歩き続けた結果入った店。 なんら期待もしていなかったので、出てきたカレーのそっけなさに落胆はしない。 その前に喉をうるおしてくれたビールで気持ちは満足。
口にしたカレーは、高速道路のサービスエリアで食べられるような味だなあ、と思ったのだけど、じっくりゆっくり味わってみるとそうでないことがわかる。溶け込んだ肉、まろやかでコクのある味わい。まさしくレトルトのカレーと紙一重なのだが、目を凝らすとカレーの奥に手間暇を感じられる。例えばここでボンカレーみたいだ!と表現すると、それは間違っている。むしろボンカレーはこれ以上にスパイシーだ。
欧風カレーと家庭のカレーの狭間を彷徨っている、そんな表現が似合うカレーだった。ただ、浅草にきて食べるものではないとは思った。