斎門富士男写真展「地図のない旅」 - The Journey of my life -

斎門富士男写真展「地図のない旅」 - The Journey of my life -@ブリッツ・ギャラリー
斎門富士男写真展「地図のない旅」 - The Journey of my life -_c0016177_2029793.jpg

 目黒のギャラリーで行われている斎門富士男の写真展。プチレトロスペクティブな展示でいままでの斎門富士男の作品が見ることができる。 独特のプリントで好きな作家だったが、実はオリジナルプリントを見るのは初めて。展示内容、プリント共にとてもよかった。 見るべき写真展。 展示されている風景写真で、空がうつりこんだ海(?)の写真がどうもおかしい。うつりこんだ海が上で空が下。それはそれで成立しているように見えるのだが、よく見るとマットのバランスも微妙(基本マットは下部の余白を若干大きくとる)。 思い切ってギャラリーの人に聞いてみると、心象風景だから空が下でもおかしくない、、、、いや、でもちょっとおかしいな、ということで作品を逆さまにしてみるとすっきり。作家に確認してみるとのことだった、その後はどうなったのだろう。 そのことを機に写真関係のことを話していて長居をしてしまった。いろいろ興味深いことが聞けた。
 この展示、作品の値段が額装込で4万しないというから驚き。本気で購入を考えている。話している中でBlogなどはやっていない、と嘘をついてしまった。 

佐藤信太郎「Tokyo Twilight Zone −非常階段東京−」 @PGI
斎門富士男写真展「地図のない旅」 - The Journey of my life -_c0016177_2042534.jpg

 会場について、しまった!と思った。初日だったのでオープニングパーティーやってた。恐縮しながら赤ワインをいただき、作品を見る。タイトル通り非常階段を上り、ビルの10階あたりの高さから都市を俯瞰した作品。4×5なのかなあ?バイテンではないと思うだけど、とにかく大型カメラで夕方から夜の時間に撮影された作品。非常階段からの眺めなので、東京の裏の姿が映っている(というキャプションが書かれていた)。 緻密な夜の風景は、ビルの窓や街頭からの人工的な光が長時間露光により飽和して美しい。
 あ、赤々舎の姫野さんも美しかった!
by atsushisaito | 2008-05-09 20:50 | 写真展 | Comments(0)