Wolfgang Tillmans "Lichter

Wolfgang Tillmans "Lichter"@Wako Works of Art
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 新宿からも歩けるが、やはり初台の方が近い。山手通り近くにあるワコウでティルマンス。楽しみにしていたのだけど、正直なんだかよくわからなかった。印画紙を折ったり皺をつけたりしてた立体的な作品が中心。この折れ具合が素晴らしい!!なんていう人はやはりいるのだろうか。写真を素材とした現代美術うんちゃらの分野になるんだろうな。そのあたり疎いからわからないや。「Freischwimmer」は、なんだかよくはわからないのだけど美しいなあ、と思ったのだけど。

第33回木村伊兵衛写真賞受賞作品展@コニカミノルタプラザ

 今回、僕の予想を大きく外して岡田 敦氏の「I am」、志賀理江子氏の「CANARY」「Lilly」が受賞。その写真展。 リストカットの岡田の作品は写真集の他、写真展でも何度か見る機会があったが、見ていてしんどいというか、まあはっきりいえばつまらないと思っていたし作品のコンセプトそのものが見出す目的も見当つかないというのが本音だ。 今回、かなりでかい作品を目にしてその傷にはやはり嫌悪感がともなうし、モデルの虚ろな目をあざとく感じる。 写真としては例えば北島敬三の「ポートレイト」のようにかっちり撮られているのだけど、それを凝視する気にはなれなかった。 そういう気持ちを起こさせる「力」があるといえばあるのかもしれない。
 志賀理江子氏の「CANARY」「Lilly」も難解といえば難解な作品。イメージの集積。なんとも手がかりがなく、写真集で見た印象そのまま。見る側にある種のキーがないと、その扉は開けられないのではないだろうか。
 それにしてもなんだか不思議な選び方だ。去年はリトルモア、今年は赤々舎、ここの出版社、頑張ってるからあげよう!みたいになっていないか。次は冬青か。

谷井隆太写真展「えきすとら」@コニカミノルタプラザ

 コンセプトがよくわからない。街にいる人々が無機質な存在に思えた、それを自由で自律した存在として作品にしようとした(キャプションから)。 エキストラを、主役へと転じるということなのか、それとも主役ではなく、街に溶け込んでいる人々をエキストラに抜擢するということなのか。まあ単純に考えて登場人物の存在を際立たせて、ファインダーの中で小劇場を作るということなんだろうけど、普通のスナップかなあ。

綿貫淳弥写真展「豪雪の村~秋山郷~」

 豪雪な地域のドキュメンタリー。大変そうだなあ、と思った。

 コニカミノルタは作家との距離が取りづらい。こちらは作家との会話はなど期待していないのだが、入り口のブースに鎮座されていると、否応なしに頭を下げて中に入り、出るタイミングを伺わざるえない。 この前、ある展示でぱっと見てぱっと出ようとしたら、作家の「ありがとうございました」でびくっとさせられた。 

三好和義写真展「駱駝の楽園」 迷宮の王国モロッコ@epsite
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 モロッコの写真。 よかった。なにがよかったんだ、て話なんだけど、違う世界が見られたなあ、と。失礼な言葉だけど、どうして普通の観光写真と違う写真が撮れるのかなあ、と作品にひきこまれた。  全然期待してなかったんだけど。  表面がぽこぽこした紙にはちょっと違和感。つるつるの光沢でよかったのではないかと。
by atsushisaito | 2008-04-23 22:03 | 写真展 | Comments(0)
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