村上仁一写真展「雲隠れ温泉行き」

村上仁一写真展「雲隠れ温泉行き」@ビジュアルアーツギャラリー
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 naguneで見て凄くいいと思ったが、やはりいい。 すっごい露光時間長そうで、もし自分がそれをやると、、、なんて想像すると寒気がする。写真集も2100円と安価なのがいい。まだ購入してないけど、近いうちに買う。

金村修「ダンテ ロブスター」@ void +

 ロール紙を使ったでかいプリント3枚。近づいたり離れたりして見てみたが、なにがいいのかさっぱりわからない。 これはいいと思う人がいるのだろうか。不思議だ。本人に素直につまらない、っていう人いないのかなあ。


松井 洋子「son et lumière #2」@Dazzle
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 DMの写真がいい感じだったので期待していってみたのだが、はずれだった。そもそもこの人が受賞した「写真の会賞」からして、なんで?という感じだったが、ここまでひどくはなかったと思う。撮って並べた、という感じ。まだまだ制作中のものだと思うので、この先どう変化するか見てみたいとは思う。

杉本博司「漏光」@ギャラリー小柳
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 シアターが4枚。当たり前の話だが、よかった。 壁が稼動式だったのか、奥が区切られていて、光がついたり消えたりする部屋が設けられていた。壁にはパネルみたいなのが規則的に並べられていて、そのパネルが光を蓄えるようになっていて、明かりが消えるとそれが仄かに光る。なんだろうなあ、と近づいてみると全部本。本の表紙にそういう塗料が塗られている。変なことするなあ、と受付に置いてあった説明を見ると、それは写真集(中身は森美術館での個展の際に出版されたもの)だそう。で、あなたの部屋でも光ります、みたいなことが書かれていた。一冊21万円だったので、買えなかったが、それでも何冊か売約済みだった。

井村 和人 「ドリーム・ランドスケープ」@PUNCTUM Photo+Graphix Tokyo
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 個展するレベルじゃないなあ、と思った。作品もそうだが、プリントそのもののクオリティーも低い。伸ばす大きさって考えないのかなあ。

柴田敏雄 作品展"Work : Man "@ZEIT-FOTO SALON
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 「20年近く前、80年代も終わろうとしていた頃、ようやく作品作りが軌道に乗りかけてきた。丹沢に宮ヶ瀬ダム工事が始まっていた。撮影していると、ヘルメットをかぶった工事関係者らしい 中年のおじさんがにこにこしながらやってきた。
挨拶をして話をすると、対岸の法面を指差し、あれは私の作品だ、ちゃんと撮って残しておきたいといい、私の 8x10インチのカメラを見て、これなら良く写るだろう、と言ってくれた。名刺と5千円を渡されぜひ写真を送ってほしいと頼まれたので後日、バライタ紙にプリントをして送った。 現場監督のおじさんが彼らの作ったダムの法面を作品と呼び、私はそれを撮影し、自分の作品にした。
このことを時々思い出すのはなぜだろう。私の作品作りの原点だからだろう。」(ZEITのHPから)。 

 なんか素敵な話。工事のおじさんは、手元にあるプリントが数十万の値がついているなんて想像しないだろうなあ。 それはさておきカラーの柴田の作品って見たことあったかなあ。作品はよかった。

中 乃波木写真展「Noto」@Foil Gallery
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 能登の写真。静かで優しい感じの作品。だが、好みではない。
by atsushisaito | 2007-12-08 23:33 | 写真展 | Comments(2)
Commented by 村上温泉 at 2007-12-11 23:35 x
はじめまして。いきなりすみません村上仁一です。写真展見に来ていただいてどうもありがとうございました。斉藤さんの辛口の批評に同感する部分が多く、最近ちょくちょく見に来ています。というか僕も2001年ビジュアル卒なのですが同級生ですか?僕は作家コースでしたけど。年も近いし、いずれどこかで会えたらいいですね。
Commented by atsushisaito at 2007-12-12 21:17
 どうも温泉さんはじめまして。たぶん同級生になると思います。
ただ僕は夜間の方で、しかもあまり学校に行ってませんでした。
そのうち、おいしくて小汚い店なんかで一杯行きましょう。

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