2007年 09月 19日
青山 裕企 「undercover」
オヤジが飛び跳ねたりする写真を撮る人なので、単純に女子高生が飛んでるだけなら、つまんないなあ、と思いながらPUNCTUMへ。
中は全て女子高生の写真。飛んでいないことを確認して安堵。ゆっくり写真を見る。正直、とても好きな作品。こういう写真が見たかった(撮りたかった)んだよなあ。感じとして新津保建秀の「記憶」の雰囲気で、さらにもっとフェチを追求したもの。モデルの顔はなし。
ちなみに今年の新世紀の優秀賞受賞だとか。南條史生選だって。やはり南條氏のセレクトが一番好きだなあ。さらには新世紀っぽい。ミスター新世紀。 まだ他のグランプリ候補は見てないけど、もう今年は、これがグランプリで決まりだろう。といっても僕の予想は外れることが多いのだが。「バブ」より面白いのは確か。 もう少し大きいサイズで見たかったが、それは写真美術館での「新世紀展」で展示されるまで待とう。
しかし、あらためて「女子高生」のエロさを再認識。僕の知人に、女子高生を見るとみんな風俗嬢に見える、という人がいるが、東京の女子高生に限っていえば、まんざら的外れな意見でもないような。 今はどうか知らないけど、大阪のおしゃれな女子高生はスカート長めで、ギャルソンかなにかのブランドように着こなしていたんだけどなあ。
話は脱線するが、先日、風の強い日に車で信号待ちをしていると、自転車に乗った女子高生が、バサーーとスカートが風で捲り上げられ、パンツ丸見えだった。それをのんびり眺めながら、見えてしまうと、なんてつまらないものだ、なんて思った。
見えそうだけど、見えない。ってのが楽しいんだよなあ。