表参道画廊&MUSEE F

 表参道のナディフの近くにあるギャラリーに行ってきた。近所の表参道ヒルズは賑わっているのだけど、何本か道に入った閑静な住宅街にそのギャラリーはあった。こじんまりとしているが、いい感じのギャラリー。
 表参道画廊の方では、コニカミノルタのフォトプレミオに参加した4人の展示。作品うんぬんの前に、4人でやるにはスペースが小さすぎる。ここでなくてもよかったのでは、といった感じ。いくつかの写真は見たことがある感じのやつだったなあ。グループ展ってそのグループでやらなくてはいけない理由が見えてこないと、やる意義がないのでは。MUSEE Fではパノラマ写真。HPでの説明では>油絵から出発した鈴木の作品には、その原点を容易に想像できる一面を持つ、とあって、どういうことだろう、と思っていた。撮影時がデジタルなのか銀塩なのかはわからないが、出力された写真の解像度が低く(わざと?)不鮮明な感じのことをいってるのだろうか。一枚、その不鮮明さが効果的でいいな、と思うものもあったが、その他はその粗さが目立ってしまって、いまいちな感じ。

 桑田が頑張っているのを見て、不覚にも感動してしまった。その影響で、というわけではないが、今年の2月にサロマ湖で撮影したフィルムをようやく焼き始めた。中途半端な形で帰ってきてしまったことで、いまいち興味を持つことができなかった。あらためてフィルムを見ると、かなりいい。焼きながらぞくぞくする感じ。RCで焼き始めたのだが、中止してヨドバシに行き大四つのバライタを買いに走った。 久しぶりに行ったヨドバシのモノクロコーナーはなんだか充実していた。扱わなかったシーガルが大量に(値段は通販より1000円ほど高いけど)。フォルテが製造を中止してしまったけど、まだまだモノクロも健在のようだ。ローライ版アグファの復活も楽しみ。
by atsushisaito | 2007-06-16 21:16 | 写真展 | Comments(0)