森山大道『SOLITUDE DE L’OEIL 眼の孤独』展

森山大道『SOLITUDE DE L’OEIL 眼の孤独』展@マルゼン
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 日本橋の本屋マルゼンの中にあるギャラリーでの展示。なんだか森山大道という名前に食傷気味な感じで見るつもりはなかったのだが、たまたま近くを通ったので、行ってみた。
 事前に内容を知らなかったので、驚き。全てカラー。しかも新作ではなく、70年代の頃の作品だとか。カラーフィルムをカメラにいれて、撮っていたんだ。おそらくモノクロの作品に比べてはるかに数が少ない中でのセレクトの上の展示なんだとは思う。 モノクロの作品は、作者の身体性というか、本人がどちらかというと見えてこないプリント(牛腸なんかろ比較して)なんだけど、これがカラーになると、なにか親近感が少なからず感じられ、当時の長髪でナヨっとしたちょっとカマっぽい森山の姿を感じることができる。ような気がする。
 大きく伸ばされたポスターもいろんな種類展示され(裏打ちされ厚みのある状態)ていたが、それがかなりよくて、また売れ行きもよく(一万円だが)中には売れきれのものもあった。その中でアレ?っと思った一枚。建物の隙間を女性が下着でなにかから逃げていく有名な作品、これがカラーだった。いままで、オリジナルプリントでもモノクロで見てきただけに不思議。とくにこれに対してなんらキャプションもなかった。
 カラープリントの方も、コマーシャルの仕事で撮ったのか、ちょっと違う雰囲気の森山大道が見れてよかった。
by atsushisaito | 2007-05-20 00:22 | 写真展 | Comments(0)
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