リー・フリードランダー

リー・フリードランダー レトロスペクティヴ@Rat Hole Gallery・表参道
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 森山大道展以来のRat Hole Gallery。都内のギャラリーとしては十分広いのだけど、フリードランダーの作品を回顧展として紹介するには、いささかスペースが足らない。なので彼の各作品をかいつまんだ形での展となるが、それでも日本でこれだけ彼のオリジナルプリントが見られるということは大変うれしく、ちょっと小躍りしたくなるほど。道行く人がギャラリーに吸い込まれずにmiumiuの方に歩いてゆくのを見て、もったいなあと思ってしまう。 展そのものは大変面白いものであったが、やはりもっと見たいと思ってしまう。ぜひ2005年のMOMAでのレトロスペクティブに巡回してもらいたい。
rathole gallery

石塚元太良展「はじまりへの導線 -Trans Alaska Pipeline-」@スパイラル・表参道
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 アラスカのパイプラインの写真。展示の方法がとても面白い。面白いけど好きではないなあ(方法が)。行動力が凄くてうらやましい。僕なんかちょっとでかけると、すぐそわそわして東京に帰りたくなってしまう。 しかし77年生組は勢いのいい写真家が多いなあ。
スパイラル

銀座ニコンサロンニコンサロン特別展ハナブサ・リュウ展[美の王国]@銀座ニコンサロン
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 彫刻や絵画の写真、、、、。あんまり面白くない。肉眼ではなく写真で見た時に見つかる新しい発見、それはわかるんだけど、分かりやすすぎるのではないだろうか。物が完成されているだけに作者の目が入り込む余地もないし、ただの複写の断片に落ち着いてしまっているような感。 プリントが凄く綺麗だとは思った。デジタルっぽいんだけど、そのあたりわからず。インクジェットなのかなあ。最近、そういうのまったくわからないなあ。
銀座ニコンサロン
by atsushisaito | 2007-04-16 20:32 | 写真展 | Comments(0)