
正月の大阪郊外で深夜なにか食べに行こう、と思っても選択肢がなく外環沿いの神座へ。こういう大型店舗のラーメン屋といえば横綱のイメージなのだが、残念ながら近くにはない。 店について入り口で注文。普通の「おいしいらーめん」もなんだかなあ、とメニューを見ていたらつけめんの文字を発見。地雷を踏むつもりでつけめんを注文。そして席へ。 店は正月で行き場をなくした若い人間で溢れかえっている。みんな20前後ではないだろうか。正直、最年長の予感をひしひしと感じて肩身が狭い。郊外型のラーメン屋はファミリーレストランのような機能もあるのだなあ。
運ばれてきたつけめんを見て一安心。ちゃんとつけめんのビジュアルをしている。まだ大阪ではつけめんはそれほどポピュラーな食べ物ではないと思うので、変なものがでることも覚悟していただのだが。 つけ汁は、甘ったるい「おいしいらーめん」の汁をそのまんま濃くした感じで、かつおぶしが汁の中を泳いでいる。麺は通常のらーめんのものだろう。細い。無難にずるずる食べられる。が、麺のボリュームが少ないのであっという間に食べ終えてしまった。別に細めんのつけめんは嫌いではないが、ここまで食べ応えがないと寂しすぎる。