みよし@新宿歌舞伎町

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 なんと京都の長浜ラーメンみよしが歌舞伎町に進出していると、最近知った。うれしいことはうれしいが、ちょっと複雑な気持ち。 学生の頃、木屋町をぶらぶらする時にいつも食べてたラーメン。意味もなく三条と四条をいったりきたりしてたなあ。四条のウーピーを抜け出して、長浜ラーメン食べて、またクラブに戻って遊んだり。 特に印象的なのは、あの異臭ともいえる豚骨臭。うまいラーメン屋があると、いろんな人を連れていったのだが、たいていの人は苦い顔をして、言葉を濁すほど、一見さんにはつらい臭いを放っていた。 このラーメンがきっかけで青春十八切符で博多まで行ったほどなんだけど、最近、京都で食べる度に、やはり昔の思い出は美化されるものなのか、と少しがっかりしていたので、東京の店が、とんでもなく想像と違うものを出していたら、とちょっと心配になった。 
 で、今日行ってみた。ランチタイム(ラーメンが500円になる)をすぎたせいか、先客なし。店内には調理場に2名、ホールに一名。 ホールの人間がわざわざお水はセルフになっています、申し訳ありません、と言う。食券を取りにくる時に、一緒に持ってくればいいのに、と思った。カチンとしたわけじゃないけど、客が0で手持ち無沙汰にしているのだから、なんか不思議な感じだった。
 細麺なので、すぐに登場。食べてみた。京都の味にかなり近い。あまーいスープ。これは東京では受けないだろうなあ、と思いながらわしわし食べた。で、ホットペッパーのクーポンで替え玉。ねぎを意外とたくさんのっけてくれた。 ここでいつものトッピング。紅生姜をわんさかいれてやろうと、竹がu字になっている小さなトングで紅生姜をつかんだら、思いのほか戻りが強くて、掴んだ紅生姜があたりに飛び散ってしまった。物凄く使いにくい。ビジュアルはいいけど。飛散した紅生姜を一箇所に集めて、今度は慎重に掴むも、やはり使いづらい。 よし、こんどは高菜だ、とトングで掴んだのだけど、又飛び散った。 僕素面ですよ、ここ歌舞伎町ですよ。酔っ払いがちゃんと使いこなせるのか心配なほど、使いづらいトング。 
 まあ、そんなちょっとした事故があったけど、おいしくいただいた。けど、豚骨臭がなかったのが不思議。 京都でみよしっていってもほとんどわからない人が多いと思う。みよしという名前より、長浜ラーメンっていう名前の方が一般的には有名。少なくとも僕の中では。 もっとわかりやすく説明すると、三条の木屋町入ったとこの臭いラーメン屋。これだと、食べたことない人でも多分わかる。もしくは新京極の臭いラーメン屋(支店)とか。 それくらい臭いラーメン屋のイメージがあるので、ちょっとさみしい。
 この東京進出で、初めて知ったのだけど、ガクトという芸能人が経営者と親族だとかなんとか。
 あと、マニュアルかなんか知らないが、「おおきに」っていうのやめてくれ。気持ち悪い。もっと歳とって味のでたおっさんがいうのならまだしも、そんな若い人達が使う言葉ちゃうやろ。やるんやったら全ての会話を大阪弁にしてイントネーションばっちりにしてから、言って。
by atsushisaito | 2006-10-03 17:45 | 飯@新宿区 | Comments(0)