EPSON座談会

 昨年度、エプソンのカラーイメージコンテストに賞金200万を夢見て応募したわけだけど、まったくかすりもせず落選した。 で、応募者に対してEPSONがアンケートを実施して、そのさい、座談会があれば出席するか、のところで「はい」にしたら、参加することになった。2時間ほどみんなで話をすれば1万円くれる、とのことなので、その時はちょっとうれしかった。
 当日、四谷某所の会場に時間15分前に到着。ちょっと早かったかなあ、とあたりをうろうろして5分ほど時間調整。その時、届け先を探しているらしい、すごく太ったバイク便っぽいおっさんがでかい封筒を片手にうろうろしていたのを覚えている。 それはさておき、いい時間なので、エレベーターに乗り込み、会場について名前を告げ、部屋へと案内された。一番乗りだった。それぞれの席の前にはネームプレートが置いてあり、6人全員男の名前だったので、そこでがっくりした。会場に来る途中、かわいい子がいたらうれしい、などと考えていて、みんな写真という共通点もあるのだから飲みにでも行こう、一万円もらうし、と思っていた。 全員、男でショックだけど、男だけでも飲みは楽しいから、まあいいかと脳内予定を修正。
 係りの人が、サンドイッチを持ってきてくれた。別に腹へってないし、あとで飲みに行くのだから、ということで食べなかった。ボケッとしてたら、さっきのバイク便が部屋に入ってきて、おれの横に案内されて座った。えーっと驚いていたらぞくぞくと参加者集合。う、、みんな何歳なんですか?バイク便は40くらいかな。自己紹介で写真家、と言っていた二人は32,3と40くらい。もう一人のリーマンは34くらいかな。 はじまるまでの数分で隣のバイク便はサンドイッチをたいらげていた。一人は欠場。
 さて、肝心の座談会なのだが、司会者がまったく知識がない人間なので、話が通じない。写真の知識などは、どうでもいいのだが、公募についてまったく勉強してきていないので、話ができない。しかも知らない、ということをはっきりこちらに伝えないので、曖昧に話が進行して、最後の方で、いやそれは知らないんですけど、などといわれて溜息。 
 そしてバイク便が暴走する。バイク便は笑うと腹がテーブルに当たるので、コップのお茶がこぼれそうになる。それだけでもうんざりしていたのだが、これが喋る喋る。自分の考えをちゃんと言える、ということは素晴らしいことだと思うが、このバイク便、知らないことについても、あたかも知ってるように話題に入ってくるのである。 そもそもこの集まり、公募にはそれほど詳しくない人達ばかりで、リーマンとバイク便は、いわゆるカメラ雑誌に頻繁に応募してる人達、写真家oldは今回含めて2度しか出したことがなく、そもそも公募自体好きでない、写真家の若い方は、エプソンはけっこう出してるらしい、しかし受賞者などには興味がないとのこと。 僕が写真新世紀のことをちろっと話に出すと、司会者が「いつくらいからやってるのか」と質問。十何年ですよねえ、と話をしてたら、バイク便が「戦前からやってましたよね」とのたまう。 何人かこういうカメラデブをいままで見てきているが、しったかぶりが激しい人が多い。 ちょっと前のことで、もう細部を忘れてしまっているのだが、この「写真新世紀は戦前から」という言葉が印象に残っている。
 参加者が全員男だったこともあり終始僕のテンションは引くかったので、「どういう作品作りを目指してるのか」という質問にも「よくわかりません」とか「知りません」とかで答えておいた。いつからエプソンの公募を知りましたか、という質問に、「内原恭彦さんが受賞した時くらいからだと思う」と答えると「内原さん?」すんなりと通らなかったので、「新世紀のグランプリの、、」「お知り合いの方が受賞したんですね」と。もう自分が全て間違っていたのか、とフリーズ。ウチハラでよかったよな、まさかウチバラ?などと自分の間違いを検索。 適当に会釈で返しておきました。知り合いちゃうっちゅーねん。
 公募に対してなにかやってほしいことはあるか、との問いには、希望者への作品返却っていうのはちゃんと言っておいた。
 もっと面白いことがたくさんあったはずなのだけど、大部分を忘れてしまって残念だ。とにかく終了して帰るころにはげんなりしていて、これで一万は安い、というくらい気分悪く会場を後にしたことはおぼえている。
by atsushisaito | 2006-09-11 23:24 | Comments(0)
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