2005年 11月 28日
五香菜館@新井薬師
ネットで評判のお店。 どこにでもある街の中華料理屋な外見。しかも寂れている。のわりには高い値段設定。900円は割高感を与えるのか、890円のメニューが多い。店内には家族連れ2組。それぞれテーブルに4人ずつ張り付いている。 適当に広東麺を注文。890円。 作り手が一人のため、けっこう時間がかかる。 僕はまあいいとして、隣のテーブルには僕が入店した時にはすでに子供達が食べ始めているのに、両親にはなにも出されていなかった。 それからかなり長い時間隣には料理は出されなかったので、既に食べ終わったかそれとも最初から注文してないのかのどちらかだと思うくらいの時間がたって、ようやく出されたのは僕の広東麺と同時。 ちょっとかわいそうだけど、この店のオペレーションでスピードを求めるのは無理みたい。けっこうな老人夫婦でやっているから。
で、肝心の味なのだけど。。。。 もう本当にオーソドックスな中華料理屋のラーメン。 すいません、これなら僕も家で作れます。適当にスープストックの素と鳥ガラと醤油があれば可能。でも不味くはない。福しんとかと同レベル。
値段を考えると、かなりのマイナスなんだけど、お店の人は凄くにこにこしていい感じ。来てる客もほとんど地元の常連さんばっかりなんだろう。 僕みたいなよそ者が突然おしかけて、味がどうのというのは、筋違いだと思った。 でも自分の好きな店をネットでプッシュしたい気持ちはわかるが、こういう店は変にネットで公開しない方がいいと思う。 地元のお客でやっていけてるわけだし。
それから撮影もかねて自転車で高円寺へ。
イイザワコウタロウ コレクション@百音
コーヒーを注文して、見させてもらいました。オリジナルプリントが並べられてて、ちょっといい感じでした。アッジェのプリントの値段が気になる。 ラリー・クラークも高そう。 牛腸のもあった。僕が一番好きな作品なんだけど、オリジナルより写真集の方がいいと思う珍しいケース。近美やその他牛腸のレトロスペクティブなどで何度も目にしたが、写真集で感じられた精緻さが見当たらない。ゴミと、そしてそれを修復する拙いスポッティング。 さらに今回、百音でのプリントは直角もでてない。 些細なことで気にする方がおかしいのかもしれないけど、写真集「self and others」に思い入れがあるだけに無視できない。 特に、この子供達が走り去り煙の中へ溶けるように消え行くカットは鳥肌が立つくらい好きなので。 でも近美などで見たプリントは直角でてたような気がする。あれは牛腸死後再プリントされたものだから、もしかして牛腸自らのヴィンテージ??? あ、コーヒーおいしかったです。
高円寺の電波な家
畠山の値段いくらくらいなんでしょうね。