酒肆 春鹿@奈良県奈良市

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奈良はかなり癖のある街で、こと飲食店においては特にその正体を掴みづらい。というのも大阪からアクセスがいい割にはとても車社会の街で、美味い店も簡単に近くにはないのである。なのでいくら徒歩で鼻を効かせて歩いても、徒労で終わってしまうという。

今回は太田和彦先生の本に掲載の春鹿。ちょいと路地を外れた薄暗い通りにポツリと灯。普通に歩いていてもまず見つからない。中に入ると意外にもジャズが流れるモダンな空気に和の内装。いいお店な感じがびんびんとする。

しかし数年前、店頭のメニューでいまいちピンとこなくて入らなかった経験があった。それから別にメニューの内容が変わっているわけでもないので、カウンターに座りメニューとしばらく睨めっこする羽目に。お酒は春鹿の極味というスタンダードっぽいのを。散々悩んだ挙句、湯葉刺しに水茄子のぬか漬けを注文。

なぜこれだけ悩むかというと、やはり奈良に来たからには奈良っぽいものを食べたいわけなのだが、いまいち奈良っぽいものが見つからず、あーでもないこーでもないを繰り返した末に辿り着いたのが「関西」という枠組み。でも、どちらも逆に地雷というのは言い過ぎだけど、この店で食べるものでもなかったかなあ、と。お酒に鬼斬という辛口のものを追加でお願いした。

春鹿のお酒を楽しみながらの普段使いのお店で、観光客的な視線からするとちょっと残念だったかなあ。雰囲気だけはとてもいい。

by atsushisaito | 2018-10-17 12:15 | 飯@23区外 | Comments(0)
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