Sohrab Hura 「Look It’s Getting Sunny Outside!!!」

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self-published / 2018 / edition of 600,

前作Life is elsewhereが瞬く間にsold outになり話題を呼んだ続編。判型、装丁も同サイズ、大きく異なる点は前作がモノクロで、今作がカラー作品ということ。今回の主役は母とその犬エルサ。15年前に父が家を出て行ってから、精神的な病気が進行していく母と共に一緒に暮らしてきたエルサの晩年の様子が描かれている。

愛くるしい姿は前半までで、後半からは見ていられないくらいに辛い場面が登場する。犬の晩年を看取った人ならわかるだろうが、エルサのように13年と長生きすると、足の自由が効かなくなり散歩もろくにできなく寝たきりになってしまう。死の後までオブラートに包むことなく描かれているそのシークエンスは、見ているものにとって辛さばかりがつのり、しんどい。

最後の一枚に母と生前のエルサの二人が寄り添っている写真が挿入されていることが唯一の救いでもある。前作の開放感から一転、愛らしくも苦しい一冊になっているが、この二つの作品の主題「Sweet Life」という言葉を噛み締めながらもう一度ページを捲って見ると、小さな救いのような光が感じられる。

ただ一点、作中に他の生き物(犬?)が死んでいる写真が見開きで登場しているのだが、これだけなんとも理解し難いな、と。これがなんかグロい。このあたりインド人であるソフラの宗教観が反映されているのか、解説してもらいたいところ。

前作の人気から、また600部ということもあって、正式な出版前に書店、個人からの注文が殺到してすでにsold out。ただし、まだ書店の店頭在庫は少しあるみたい。今年の年末のベストブックの発表に絡んでくる一冊。

https://sobooks.jp/books/88411


by atsushisaito | 2018-07-29 13:15 | 写真集 | Comments(0)
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