2017年 02月 05日
九庵@三重県伊賀市
駅からすぐ近くの小さな商店街の入ってすぐそばのところにあり、通り過ぎる時に行列ができていたので、何ぞこれはと思ったのだけどそのまま通り過ぎた。戻ってくるとその行列は解消されていたので、電車の時間を確認してから中へ。
店内はほぼ満席。小さいお店ではあるけれど、地元の人だろうな、次から次へとやってくる。注文は月見うどん。店内の張り紙のうんちくから出汁の旨さが伺える。
登場したうどんをいざ啜る、の前にまずは汁から。こんなうどんの汁があっていいのかというくらいにふくよかに旨味が口の中に広がっていく。出汁の旨味の濃度でいえば過去最高ではないかと(うどんの場合)。
日本料理を揶揄する言葉に出汁を使えばなんでも旨いというセリフがあるが、その出汁という概念の上をいってるんじゃないかな、というくらいに美味しかった。でも、多分ここから先に進むと行き先はラーメンになってしまうのだろうなあ、と感じた一杯。美味しかった。
地元の人はカレーうどんの注文が多かったけど。でもあの出汁は多分カレーで死ぬよね。