2015年 10月 30日
食堂かめっち@岡山県久米郡美咲町
岡山から津山城に向け車を走らせている道すがらの休憩で、このあたりはたまごがけご飯が有名であるということを知った。有名というよりは、町出身の岸田吟香という人がたまごがけご飯が好きで、日本に広めたという「説」と養鶏が盛んだということで、じゃあたまごかけご飯で町おこしをしよう!というのが発端だとか。
けっこう強引に名物にしてしまったのだが、これが大当たりだったみたいで、玉子がけご飯を名物にするなんて!という物珍しさで人を集めてしまったところに、僕も引き寄せられてしまった。
中央運動公園という町の施設の真ん中にある。普通の店を想像していると、本当にここでいいのかと戸惑ってしまうが、お店は確かにあった。中に入って食券を購入。地元のおばちゃん達が働いている。黄福定食の食券を購入して席へ。
当たり前だが、すぐにたまごかけご飯は登場する。いざ、玉子を器に割り入れて醤油を注ぐ。僕は先にかき混ぜる派なのだ(そのままご飯にon派とは違う)。おもむろに溶いた玉子をご飯にかけて、ぐいっとかき込んで咀嚼する。うむ!こいつはたまごかけご飯だ。美味しいけどなあ。。。
なお、ご飯と生卵のおかわりは自由。あと、卓上に味変用のタレがあるのだが、こいつらはちょっとタレ独自の味が強すぎて、たまごかけご飯にかける必要はないかなあ。
それより、となりのばあさんが食べているトロトロオムライスが強烈に美味しそうで、後ろ髪をひかれつつ店を出た。食べてないけど、あのオムライスの方が旨いと断言できる。