2014年 10月 01日
らんまん@中野
地方に行くときの居酒屋選びで参考にするのは、居酒屋マスターの太田和彦さん情報。ときおり、地元の人に言わせれば、いやああそこは、ということも少なくもないのだけれど、一人でぶらりという時には心強い味方。 ちなみに吉田類ファンが強い地方もあったりして面白い。
そういうえば灯台下暗しで、中野にも太田和彦本掲載店があった。それがここ「らんまん」。戦前からの建物だそう。もちろん店の存在は知っていたのだけれど、店頭に貼られているメニューの高さに正直入る気になれなかった。 中野価格からは遠く離れた数字だったので。
でもまあ一度くらいは、と中へ。ビールを注文。不思議とお酒の価格は普通の酒場と変わらない感じ。むしろ料理の価格に比べると、とても良心的にみえる。 お通しの冬瓜をいただきながら、注文を選ぶのだがやはり高い。高すぎる。 とりあえず〆鯖1500円を注文して、また考えた。つぶ貝刺しは三千円近いし、太刀魚塩焼きは二千円近い、、、。はもの落としの1500円が安く感じるなあ。
綺麗に盛り付けされた〆鯖。 どちらかというとしっとりとした味わい。鮮度を生かしたピチピチな感じが好みな自分としては、いまいち物足りなさを感じてしまうが、不味いわけでは決してない。次の魚に行ってみたいところなのだが、やはり値段の高さに二の足を踏んでしまう。 こういう店は値段を気にしないで注文できるくらいに出世しないと楽しめないなあ、というわけでお会計をお願いした。 懐具合を気にしないで来れる日まで待ってると永遠に次はないかもなので、また無理して行きたいと思う。