べんてん@高田馬場

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 ぼんやりとした休日に走った雷撃的な知らせ。べんてんが6月で閉店、、、。居ても立っても居られなくて昼過ぎにお店の前の行列に並んでいた。 べんてん、その圧倒的な旨さはもちろんのこと、だれかにどこのラーメン屋が旨いと思う?と聞かれた時にべんてん、と答えていればそれでコンセンサスを得ることができるキーワードでもあった。 ある意味、心の支柱でもあったといえる。
 閉店の知らせは、瞬く間に世界に広まり、最後の別れを惜しむ人たちで翌日からは行列は大変なことになるであろう、とも思った今日の行動だった。 つけ麺かラーメンか。並んでいる間の葛藤はこれに尽きた。麺の旨さを重視するか、それともスープをたっぷり堪能するのか。そしてそれは塩なのか。人生でこれだけ長い間、その存在を意識して生活していたラーメン屋はべんてんだけなので、並ぶことが嫌いな私にとっては、その選択は非常に重いものだった。
 でも選んだのはラーメン。 だって基本のラーメンこそがその店主の理想とするものだろう。とは思いつつもつけ麺への未練は絶たれない。 しかし、今は注文する時。メンマチャーシューラーメン味玉。いわゆる全部載せ的な注文で最敬礼。ちなみに常連と認識されると、味玉サービスがあるらしい。しかし、常連でなくても味玉は50円。今考えると、それだけで涙がでるサービスだな。べんてん、最高。
 メンマとチャーシューに別れを告げながら、食し、麺を啜りながら最後の味わいを堪能、スープ、このスープとも最後かと啜り味わう。いささか魚の出汁が引っ込んで、塩気が強いかなとは思いつつも、それを最後までいただいた。
 ラーメンは本当に満足したけど、でもでも他のメニューも食べたいです。店主の田中さん、まだまだ若いのだから、新たなる店舗での活躍を期待します。
by atsushisaito | 2014-06-17 23:05 | 飯@新宿区 | Comments(0)