2013年 08月 09日
ほりうち@新宿
満来のあった店舗が建て替えられたことによって、その従業員達がすぐ側の店に新たに「ほりうち」としてお店を開業。 その後、もとあった店舗跡地にビルが建ち、その一階に新たなる満来が開業。よって、同じ並びの立地に同じルーツを持つ2店舗が並ぶことになった。 結果的に分裂することになったきっかけは全然知らない。 しかし、それまでにたまにお店で食べていた僕のような人間には、どちらに行っていいものやらよくわからない、ちょっと困った状態になってしまった。
新しい満来には何度か行ったことがある。 いままでの老舗にあぐらをかいていた感はなく、お店の感じもいい。古き良きところを残しつつ、うまくリニューアルに成功した感じだ。 さて、このほりうち。 これまた悪くない。 悪くない意味で、旧来の満来のテイストを残している。これまでの満来ファンには、ほりうちのちょっと綺麗だけど、しかしどこかゆるい感じは好ましく感じられるかも。
時間がちょうど空き時間だっただからかもしれない。 ざるラーメンの麺が、びしっとした茹で具合で、きっちり水でしめられていた。これが真骨頂の満来の味なのか、と少し感動しながら食べ終えた。 従来の満来の麺の茹で具合は、ゆるい感じで食べ終えた後に、やっぱり別に行けばよかったかなあと思わせる味だったのだ。
いつもこの塩梅だったら、凄いぞ「ほりうち」、と思った。