ギャラリー冬青

 土田ヒロミ写真@ギャラリー冬青

 中野駅からけっこう離れている。バイクで行ったのだが、少しわかりづらかった。住所をたどっていくと住宅街に入って行き、メモした住所が間違っていたのか、と思ったころに暖簾が目に入りたどりついた。とてもしぶい住宅型のギャラリー。出版社に併設されたギャラリーらしく今月から展示を開始した、とのこと。土田ヒロミの「砂を数える」に加え新作のカラーが展示されていた。それぞれの写真には通常額の表面を覆うガラスのかわりになにか透明のものが挿入されていた、、ように見える。額のガラスを外すことは普通にあるけど、こういう展示は初めて。僕の目の錯覚で、そのようなものはないのかもしれない。イルテンポがなくなって中央線としては少しさびしくなったとこなので、新しいギャラリーの開設はとてもうれしい。 新作は1点大きいプリントしかなかったものの、ギャラリーに置いてある新作の写真集でたくさん観れた。  モノクロよりカラーの方が面白かった、というか前の段階で煮詰められなかったものが、きちんと形にでてると思う。     ?と思い写真集の裏を見ると出版が冬青社になってることで初めて出版社兼ギャラリーだということに気付いた。  出してくれるものなら僕の写真集も出してもらいたい。
by atsushisaito | 2005-06-12 23:14 | Comments(0)