4×5「×」展

 4月5日(月)- 20日(火)と、すでに会期は終了してるのだが、すべりこみセーフで最終日にお邪魔できたので記録。 本城直季 渡辺一城 牧野智晃 栗原 論(敬称略)の4名で共有しているスタジオを使っての展示。展示は他にRocca Spiele 瀧波ユカリ ホナガヨウコ 佐藤重雄 山縣良和(敬称略)を加えて行われた。
 最寄りは江戸川橋、帰りは早稲田まで歩いたが、そちらからでも大丈夫な距離。YUKA CONTEMPORARYのすぐ近く。 
 本城直季氏はミニチュア写真といえば、あまり写真に関係ない人でもすぐに思い浮かべることができる木村伊兵衛賞受賞作家。展示作品は今回の展示のために撮り下ろしたという作品。 平凡な町の風景。新展開、というわけではないみたい。 ケニアで撮影された作品のファイルを見ることができた。  、、、、、凄い。展示として見てみたい。  渡辺一城氏のファイルを見て、あ!と思いだした。 豚の写真。 写真新世紀で優秀賞より佳作の方が実は面白い、という説の発端になった作品ではないかと思う。 僕も当時、東京都写真美術館で豚の写真を見て、なんでこれ優秀賞じゃないのだろう、と疑問に思った記憶がある。 そんなファイルとの思わぬ再会。渡辺さんの祖父が精肉店を営んでいたのだとか。ファイルの最後にその精肉店の包み紙の写真(写真だっけ?)が可愛かった。  牧野智晃氏とはこのブログで一度展示の感想を書いたときに本人からコメントを貰って以来、ネット上で何度かやりとりしたことがあったのだけど、会ったのは初めて。ファーストコンタクトから足がけ5年くらいかかった出会いで、微妙にお互いのことを知っているのに初対面という変な感じだった。 NYで撮影されたソープオペラの続編のファイルを見せていただいた。継続できる力も才能だなあ。 見習わないと。
 そんなわけで楽しくて長居してしまった。Roccaというカードゲームで遊ばせてもらったり(購入しなくてすみません!)。 あと「江古田ちゃん」の作家 瀧波ユカリさんにできればお会いしたかったのだけど、残念ながらいなかった。ブックオフで100円で買いました!ってセリフも用意してたのだけど。
 ちなみに昔DJをしていた時代、共演する人に、レコード(その人の作品)買いましたけど売っちゃいました、へへへへ!みたいなことを言ったら、後でその人が控室で突如暴れだしてビックリした思い出がある。 

柴田麻希写真展「半眼百景」@Gallery mestalla
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 モノクロ。プリントは綺麗。 被写界深度の浅い作品で作中に展開される不鮮明さが狙いなのかなあ、となんとなく。

Wang Ningde - "Some Days"@Zen Fotoギャラリー
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 去年の9月にオープンしたギャラリー。 アジアの作家を主力としたコマーシャルギャラリー。渋谷駅の東口ロータリーから少し歩いたところにある。 初めて行った。一枚50万前後とかなり高い感じ。 作品はわかることができそうなのだけど、やはりわからないといったもどかしさを感じた。 会場がそれほど大きくないので、もう少しまとまった数で見ることができれば感想は違うかも。 微妙にエロいところは気に入った。

その後、表参道のvoid+にイヴ・マース - PROGRESSを観に行ったら、開いてなかった、、、。今調べたら14時オープンなのね。もう少し待ってたら見れたのに。残念。

「 Sleep Walking 」 ヤマガミユキヒロ@ニュートロン
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 外苑前から歩いて消防署近くの一軒家の素敵なギャラリー。2回目の訪問だけど、ここ、いい。アートに興味なくても、さらっとデートにこういうところ連れていかれたら惚れる。 余談だけど、アートって、それが理解できなくてもアートがある空間を理解できる人は多いと思う。もっとこのあたりを攻めていけば、新しい東京の娯楽が生まれると思うのだけど、そのあたりどうもマスコミが疎かというか軽視というか、どうももどかしく感じる部分。ギャラリーの数でいえば間違いなく世界のトップ10に入っている都市なのに。
 作品は大きなキャンパスに銀座の風景を描き、それに実際に撮影された動画を投影するといった作品。 これがとても面白くて、その投影された人々や車はファントムのように実在感がなく存在して、また街の明かりは自由自在に投影される映像によって昼にも夜にもなって、観ていて飽きない。 作るのに1年以上かかっているのだとか。

「 piercing liquid 」 廣瀬 育子@ニュートロン
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 ギャラリーの3F。ミニギャラリー。 ランドスケープと割れたガラスの作品の2部構成。 ガラスの方はいいかなあ、と思ったけど全体的にはあまりピンとこなかった。 

ギド・アルゼンチーニ 「天使は僕の耳元で愛の詩をささやく」@Galerie Sho Contemporary Art
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 えーっと、、、、、、このHPの写真は嘘です、、、作品はもっと露骨に性器が露出されています。 綺麗な白人のヌード写真展。 

ツァイト・フォト コレクション 展『 素晴らしきコレクション 』@ZEIT-FOTO SALON
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 この写真はなかったような気がするなあ。 石原さんのものと思われるバックヤードから聞こえる鼾を聞きながら鑑賞。

森山大道 新作写真展 『NAGISA』@BLD Gallery
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 被写体の主役は女の人で、若い時の写真と、年を重ねてからの写真が交錯していて面白かった。 

市橋織江「Gift」@Emon Photo Gallery

 会場にいると次から次へと女の客が現れる。 女性に人気なんだなあ、と実感する。 一歩引いた目線、淡い光に淡い色彩、昨今では珍しくないけど、この人は一貫してずいぶん前からやってるんだよなあ。凄味なんて要素はないけど、軽さにもほどがあっていい感じ。
by atsushisaito | 2010-04-21 22:06 | 写真展 | Comments(0)
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