荒木経惟・舟越桂 「至上ノ愛像」

荒木経惟・舟越桂 「至上ノ愛像」@高橋コレクション日比谷
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 アートという分野のほんの一部分を占めているのか占めていないのかよくわからない写真しかしらないので、目の前に突如現れたか、いままで既に存在していたギャラリーをコロンブスのように発見することがある。 この「高橋コレクション」、現在の場で3度目の移転だそうですでに多くの人に周知されているギャラリーなのだとか。
 場所は、日比谷の三井住友銀行の本店、こんなところにギャラリーがあるのかなあ、と建物をぐるっと回ると発見できた。 入場料は300円。 北京のアートギャラリーでもいくつか有料のところがあった。 優良な展示だと、それが小規模であっても、お金を払って観たい。 またそれがギャラリーの存続に影響があるならばなおさらだ。展示作品の売上の半分をギャラリーが取っていても、必ずしもすべての展示ですべての作品が売却されるわけではないのだ。 って、このギャラリーは販売してなかったっけ、、、、。
 本当に多作すぎてキュレーターのセレクトより、逆にこういうコレクターのセレクトの方が切れ味があるのかなあ。 並べられた作品を前に批判なんてできようもない、圧倒的な力があった。 とはいうものの、お母さんと子供のシリーズは、まったくもっていまいち。  この落差が激しい。 だけど、それは性善説的なものに違和感を覚える僕だから、そう思ったわけで、ほかの人がどう思うかは知らない。
by atsushisaito | 2010-02-26 01:00 | 写真展 | Comments(0)