北京

 やはり一度くらいは見てみたい、と万里の長城へ。 919という長城行きのバス路線があるというので、ホテルのコンシェルジュに聞くも、何度か時間がかかるから止めたほうがいい、と言われた。 いいから、いいからとその乗り場までタクシーを呼んでもらった。 で、乗り場までのタクシーの料金は25元。 さっそくバスに乗り込んだ。 車掌の女の人に 適当に「チャンシャン」と言った。行きたいところは通じたみたいなのだけど、値段がわからないので50元札を差し出すと、たくさんおつりをくれる。 数えてみると38元。 実に1時間30分くらいの道のりが12元と格安でびっくり。 平日だから席も空いてるなあ、とのんびり構えてバスは発車。 僕はてっきり919というバスは長城までの直行便だと思っていたら、普通のローカル路線だった。 途中からどんどん客が乗り込みいつのまにか満席。 あー、地元の人も長城に行くんだあ、と思いながら景色を楽しんだ。 
 だんだんと長城の断片みたいなのが見え始め、そろそろかなあと思ってると、いかにも観光地的なロータリーに停車。 だけど、誰も降りようとしない。 焦って出口付近の車掌さんと目をあわせると、頷いてくれる。 結局降りたのは僕を含めて3人ほど。 ホテルの人が勧めない理由もわかった。

 かなり寒いのと空腹なため、停車場のすぐそばの食堂へ。
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 ジャスミンティーと刀削麺。 う~ん、こんなコップにじかに葉っぱが入ったお茶は初めてだ、、、、飲もうとすると茶葉が口につく。 どうすればいいんだ、とコップをゆらしたりしてるとお店のお姉さんがスプーンを持ってきてくれた。 だけど、それをどう使っていいのかもわからない。 しばらくすると茶葉が開いてコップの下に落ちて行ったので、なんとか飲むことができた。 麺は、、、、なんかすいとんな感じの生煮えの小麦粉を練ったようなやつがどっさり。そして薄い汁。パクチーはタイで慣れたので平気なのだけど、はっきりいって不味くて食べられたものではなかった。 残すのは悪いと思いながらも、少し口につけただけでお会計。
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 それなりに寒いとは聞いていたので、上下の装備は完ぺき。盲点は靴。 キャンパス地のスニーカーに普通の靴下。 ただでさえ冷え性なのだけど、つま先だけ痛いくらいに冷えてしまった。 長城は急な坂で、はっきりいって転げ落ちると死んでしまうのではないかと思うくらい、危ない。 これでもまだましな傾斜の部分だそうで、もっときついところがあるそうだが、そちらに行かなくて心底よかったと思う。 もう動くたびに激痛が足に走り、このままだと本気で凍傷になってしまうと考え、早々に退散。 
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 けっこう怖いロープウエイで降りて、バスを待つ間に朝とは違う食堂で、マーラー麺。 なにか他のものは頼まないのか?って感じだったけど、いらないという手振りをすると、ちょっと嫌な顔をされた。 実際、麺はかなり小振りな器で、これだけを食べる感じではなかった。 これまたシンプルな汁に麺、その上に辛いのがのっていて、ちょっと手抜きな感じだけど、この単純な辛さが冷えた体には嬉しかった。 
 少しほこほこしてバス停へ。 919というバスが来たので、北京?と運転手に違う、といわれた。 どれだけ待つのか見当もつかないまま、じーっと立ってるとまたまたバスがきたので、乗り込んだがこれが混み混みでまさかの立ち。 12元なのでしょうがないかあ、と我慢して30分くらい経つと、近くの青年が降りるから、ここに座れ、と身振りで示してくれたのでありがたく座らせてもらった。 
 
 
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 夜飯。 どこで食べたんだろう。 ニューオータニから歩いて15分か20分くらいの路地。 「串」っていう看板に地元の人が群がっているを羨ましく思いながらとぼとぼ歩いていた。 ほんと、基本的な言葉勉強するべきだった。 いくつかのレストランをやり過ごした後に、意を決して目の前のお店へ。
 円卓の他に4人席程度のテーブルが見えたから。 実際、一人で円卓の席で食事をするのってマナー的にもお店的にもどうなんだろう? 例えば繁盛している焼き肉屋さんで、一人でテーブル席を占拠するのは、やはりあまりいいことではないし、お店に断られてもいたしかたないと思う。 ま、空いてれば別なのだろうけど。
 そういう意味で一人でレストランに入るのはかなりの決心が必要。 ま、ここは大衆的なお店だったこともあったのだけど。 一人だけ片言で英語を話せるホールの人がいて、よかった。 注文は水煮魚、ブロッコリーに北京ダック。 もっといろいろ食べようと思い、お薦めを聞くと、すでにもう頼みすぎじゃないか、という。
 瓶ビールをお願いして待ってると、さっそくブロッコリーが山のように登場。蒸してから炒めてるのかなあ。いい塩梅で美味しいのだけど、とにかく多い。 そして水煮魚。 これはたっぷりの油とスープで川魚をたっぷりの唐辛子と花椒で煮たもの。 これが馬鹿みたいにでかい器。 例えると洋式便所の便器を一回り小さくしたくらい。 写真を撮る前にお姉さんが唐辛子を取り除いてくれた。 魚はなにかわからないけど、ぷりぷりした食感でおいしい。すごいマーラーな味でビールが進む。 
 ビールはアルコール度が3パーセント程度と、かなり低い。 だけど、若干風邪気味だったので酔いのまわりが早い。 そしてお腹が膨らむ。 北京ダックのハーフサイズがきたけど、あまり食べられず。頑張ってはみたものの、かなり残してしまった。
 地下鉄で大望路駅まで戻り、新光天地でワインを買ってホテルへ。
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 翌日、お昼ころにもぞもぞ起き出し、またまた新光天地へ。
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 東京にもある鼎泰豐。 どちらかというとファミレスみたいな感じで入りやすかった。 青菜炒め、小籠包、蟹小籠包、蒸餃子とジャスミンティーで2000円もしない。 普通に美味しかった。 
 
 その近くのマッサージ屋で中国式マッサージ(?)ってのをやってもらったけど、あんまり気持ちよくなかった。

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 パンダ。 北京動物園。 入り口に40元って書いてたけど、15元だったなあ。

で、後海という湖の近くに九門小吃という北京小吃のテーマパークというのがあるというので、向かった。
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 プリペイドカードを購入する。よくわからないので100元渡すと50元とカードをくれた。 爆肚(ゆでモツ)。 これは羊のミノ。 ほんのりと臭みはあるものの、牛のミノとも違う柔らかくもこりこりと食感。 味そのものは淡泊なのでゴマだれが合う。 これがかなり高価で40元。 残り10元しかないなあ、と適当なところで麺を注文するとカードの残額がないとのこと。 もちろん言葉は通じないのだけど、カードの後ろを指し示されたところを読んでみるとデポジットで10元なのだそう。 受付に持っていくと10元返してくれた。

 またまた新光天地でワイン購入してホテルへ。
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 多少でも言葉が話せたら、こういう短期間でも特定のお店で、なんとか仲良くなれたりするんだろうなあ。 ワインコーナーの人暇そうだったし。 

 翌朝ホテルの朝食でビュッフェ。
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 いろいろあって楽しい。 が、物珍しく手にした味噌汁が最悪に出汁もなくただ味噌を湯で溶いただけの代物でしょっぱくて飲めなかった。 同フロアに日本食のレストランがあって、天ぷら盛り合わせが1000元するのだけど、まさかそこでこんなのは出してないだろうなあ。 洋食はおいしかったが。

 
 なんだか、日数のわりに全然食べてない気がする、、、、、。  

 最後の最後の空港で、まさかのニーハオに遭遇。
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 カートは手前の半分空いてるトイレの中にいる人の。 オリンピック以降、ドアなしのトイレは激減したらしく、観光地しか移動してない僕は遭遇しなかったのだけど、田舎の人では扉を閉める習慣がないので、こういうことに出くわすこともあるとは聞いていたが、、、、。  でももしかしたら、この人は自分の荷物が心配だったのかなあ、とも思う。 

 今回、さわりだけだったけど、なんだか中国面白そうなので、もっと行ってみたいなあと思った。 
by atsushisaito | 2009-12-28 12:53 | 飯@海外 | Comments(4)
Commented by キーサン at 2009-12-30 11:33 x
お帰りなさい。

とても見やすく、読みやすく、判りやすくまとめていただき、ありがとうございます。
むこうの様子がよく伝わりました。
羊のミノ、喰ってみたい。
Commented by atsushisaito at 2009-12-30 18:08
ただいまです。
羊のモツって食べる機会がなかったので、是非食べてみたかった一皿でした。

Commented by ゆめん at 2010-01-18 16:23 x
いまさらコメントすみません・・・
私も上海で言葉勉強すればよかったとすごく後悔しました。

トイレなんですが、繁華街のデパートでも洋式は扉が無く丸見え。
和式は扉があるんですが、みなさん鍵を閉めないのであんまり意味を
なしてませんでしたよ。
Commented by atsushisaito at 2010-01-18 20:53
ですよねー、簡単な普通語知ってるだけでだいぶ違いますよね。

上海も万博があるから、そういうトイレも珍しくなるみたいですね。
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