光 松本陽子/野口里佳

光 松本陽子/野口里佳@国立新美術館
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 初めて国立新美術館に訪れたのだが、巨大なスペースで驚いた。メインのルネ・ラリックの展示は見てないのだけど、野口の展示だけで写美のワンフロアくらいの場所があるので、もっと凄いのだろうなあ。 
 結論からいうと、圧倒された。 ちょっとしたレトロスペクティブな展示になっていて、野口の作品の全体像がわかる展示になっている。 最初の部屋は「フジヤマ」。 よく知っている作品なのだが、あらためてその良さを再認識。 そこから一転、照明の暗い部屋へ。 今回のメインの展示「太陽」。 光の滲み、アウトフォーカスな写真からトイカメラのようなもので撮影されたのが窺える(どうなのかわからないけど)。 ギャラリー小柳での展示でその一部は見たことはあるものの、太陽の光が部屋の中央に集中するかごとくの圧迫感は、神々しくも感じられた。 
 今回の展示、ドローイングの松本の展示と併せての企画なのだけど、あまり、というかもっともっと野口の作品を見たい、というのが正直な印象。 もちろん松本の作品が良くなかったとか、そういう話じゃなくて。 1100円という安い図録も購入した(購入することをお薦め)。 
 自分には野口里佳からの影響はされていない、と思っていたのだが、作品を見てる途中、なんだか自分が野口里佳の影を追いかけているような気がしてしょうがなかった。 

伊島薫 写真展「一つ太陽 - One Sun」@BLD Gallery
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 銀座一丁目のBLD Galleryへ。 これも太陽をテーマとした作品。 一体どういう撮影方法で撮られたものなのかさっぱりわからない。 展示されている作品そのものも円形。 月や星を長時間露光で動きを捉えているのと同じく太陽の動きを露光したよう。 面白いことは面白いのだけど、なにかその手法がわからないので釈然としないところ。 2部構成で、その隣にはオブジェを設置していて光の差し込む様子が感じられるスペースとスライドが展示されていた。 
 作品に文章での説明は必要ない、と思っているのだが、これは説明してくれた方が楽しめたかなあ。勝手だけど。
by atsushisaito | 2009-08-23 20:49 | 写真展 | Comments(2)
Commented by blueclue at 2009-09-11 16:43
こんにちは。
写真展情報、いつも参考にさせていただいています。
この作品も見てきました。
面白かったです。
ラジオでこの方が、魚眼で三脚に固定して撮ったと言っていました。
設置場所に工夫があるみたいです。
Commented by atsushisaito at 2009-09-12 20:15
こんにちは。
魚眼なんですかあ。 普通に魚眼で撮ってもこうはならないですものね。
いやあ、凄いです。
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