遅鵬 + KENSUI 「PARANOMIA」

遅鵬 + KENSUI 「PARANOMIA」@DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA

 ファッションブランドのDIESELが運営するギャラリー。岡本太郎美術館のすぐ近く。確かにタイトル通り異常な妄想の世界を具現してしまっている。 ローランドの大型プリンターから吐き出されっぱなしの展示も面白かった。 案内をしてくれたスタッフの人が綺麗だった。聞いてもいないのに作品の説明をしてくれた。間違って入ってきた人と思われたのだろうか。 その人の香水の香りにくらっときた。 電車で女性専用車が終了した後のむせかえる臭いとはまったくの別次元だ。 3ヵ月単位での展示で、ギャラリーができてからもう2年くらいたつのだとか。 うーん、やはり写真に絞って観ていると、見逃していることが多々あるなあ。

本城 直季写真展「ここからはじまるまち Scripted Las Vegas」@epsite
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 僕はけっこう好きなんだよなあ、本城直季。 ミニチュア写真としてかなり有名なのだけど、その手法を用いた先駆者のマネだとか、同じような人がいる(いるけどさ)などという意見を目にするが、それってそんなに大きい問題なのかなあ、と思う。 たぶん、気に入らないとか言ってる人は、本城がミニチュア写真のパイオニアだとかなんとかというふれこみでマスコミが取り上げて人気がでてるのが腹立たしいのだろう。おせっかいなことに。 代官山の(g)での展示からの個展は全部見ているが、いつも面白いなあ、と思って帰る。 今回の展示も、自分がシムシティ(町作りゲーム)に夢中だ、ということは置いておいても、凄いなあ、なんて思った。額装や展示全体の雰囲気もひっくるめての話だけど。 
 ミニチュアであるがゆえの壊れそうな繊細さ、といういうよりはもっとあっけらかんとしたものを感じる。スコンと抜けた色使いが余計にそう思わせるのかもしれない。多分、あまり深く考えて撮ってないのだろう。それはそれでいいと思う。眉間に皺をよせる必要もなく、こちらも脳みそを開放できる。  ただ、もっともっと繊細な感じの長塚秀人氏の作品の方が僕の好みかなあ、同じ手法を用いたものだけど。
by atsushisaito | 2009-03-16 20:40 | 写真展 | Comments(0)
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