伊奈英次作品展 「EMPERORS」

茅場町のアーキペラゴに行くと、展示やってなかった、、、、ので京橋へ

伊奈英次作品展 「EMPERORS」@ZEIT-FOTO SALON
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 各地にある天皇陵をモノクロバイテンで正面から捉えた作品。建物がシンメトリーなのに対して、周辺の樹木などがアシメンなのが妙に気になった。これって真ん中で分割して反転させて完全なシンメトリーな風景を作ったら面白いだろうなあ、としげしげ写真を見つめる。 展示と同タイトルの写真集の横に置いてあったアサヒカメラの紙面に、この作品についてのインタビュー記事が掲載されており、それをふむふむと読んでみると、そのシンメトリーの不完全さに言及していた。 陵墓はそれまできちんと整備されてなかったのだが江戸時代の文久の修陵によって、存在が確かではない神武天皇などを含めた陵墓までも一斉に整備され、それまでなにもなかった場所に建物がはめ込まれたゆえに、周辺風景との調和が不完全になった(とかなんとかそんな感じ)。 このインタビュー、僕にもわかりやすい内容でなおかつ痒いところにも手が届き、わけのわからない評論(僕に読解力がないだけなんだけど)などよりよっぽど面白かった。
 乃木坂のギャラリー アンリミッテドでも同内容と昔の作品の展示が行われている。天鳳にラーメンを食べにいくついでに見に行こうと思う。 それにしても伊奈英次がリトルモアの写真集の公募に応募するのは、どうかと思うのだが、、、、。

一適 庸子「Regression」@PUNCTUM Photo+Graphix Tokyo
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 ピンホールの風景に作者が自ら写りこんだ作品。ピンホールの不確かで非日常的な写真は、それだけでそれなりに面白いのだけど、やはりそれなりはそれなりで、真正面から対峙したい作品ではないなあ、と思わせるだけ損だと思う。 
by atsushisaito | 2008-11-07 16:19 | 写真展 | Comments(0)
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