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Olivia Bee 「Kids in Love」

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published by Aperture, 2016,

 たまに酔っぱらいながらUSアマゾンを閲覧していててきとうにポチってしまい。こんなの買ったかなあっていうのがあって、その一つがこれ。Olivia Beeっていう人をそもそも知らなくて、なぜあのApertureがこんな若い女の子の写真集を出しているんだろうって不思議に思って調べてみると、世界的な売れっ子フォトグラファーなのな、彼女。若干、22歳でエルメス、アディダス、ナイキやらNY times, Le MondeにNumeroと数多くの仕事をしている。エルメス
 収録されている作品は二本立て。ひとつは15歳からの初期の作品「Enveloped in a dream」、そしてもう少し後の時代の作品「Kids in Love」。その時代のその視点でしか見ることができない切ない空気感にドリーミーなタッチで一言でいってしまえばRyan Mcginleyな感じでもある。事実、インタビューで影響を受けた作家にRyan McginleyやNan Goldinの名前が挙がっている。あとMike Blodieの名前もあった。もともとフリッカーに上げていた写真が話題となり、それを目にしたコンヴァースが最初に依頼したとか。写真集をみてると、意外とそういうとこから話題になったケースも少なくないなあ、と。
これとか http://atsushis.exblog.jp/24001095/ 
これとか http://atsushis.exblog.jp/23276704/
これもある意味そうか http://atsushis.exblog.jp/19059561/

 
 

by atsushisaito | 2016-09-10 15:45 | 写真集 | Comments(0)

Alejandro Cartagena 「Santa Barbara Return Jobs to US」

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published by Skinnerboox, 2016, edition of 500,

 カリフォルニアといえば、青い空の下で高級な車が走りまわり綺麗の女が自信ありげに街を闊歩してる姿を安易に想像してしまうのだが、Alejandro Cartagenaが捉えるカリフォルニアのサンタバーバラは激しく不穏な気配に満ちている。
 Alejandro Cartagenaといえば2014年のCarpoolersがヒットした作家。交通費を浮かせるためにトラックの荷台に相乗りする労働者を上から俯瞰した作品で、一気にその名前を世界中に知らしめる結果となった。写真もいいのだが、その本の装丁がとても素敵で僕も一瞬で恋に落ちてしまった作品。
 本作品はサンタバーバラでのアーティストインレジデンスで撮影されたもの。ブラッドピットのような大物ハリウッド俳優が在住しているような陽な面はなく、とにかく陰の世界。メキシコ出身のAlejandro Cartagenaがこの地でレジデンスに参加することになった経緯はわからないが、もともとスペイン領を経てメキシコ領になった経緯がある地で、わりと自然にその世界に入りこめたのではないかと思う。安易な考えだけど。
 サンタバーバラという地名は、メキシコ、チリ、そしてヴェネズエラにもあり、本作品にはそこで撮影された写真もミックスされているとのこと。ただ、どれがどれかということは全くわからない。ソフトカバーながらベルベット調の紙を使って、しっとりしつつ高級感をだした装丁は好感が持てるし、そこから始まるなにかの気配を絶えず張り続ける編集は、carpoolersの時とは一転したスナップショットで構成されていて、作家の幅を感じさせてくれる。
 

by atsushisaito | 2016-09-08 22:19 | 写真集 | Comments(0)

矢内絵奈 Ena Yanai 「You are here」

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self-published, 2015, edition of 200,

スリップケースにクロスのカバー。表紙を開いてみると綴じられていない。山田写真製版所で印刷された美麗の23枚のアメリカのランドスケープが展開されている。静かだけれど確かな気配が感じられる作品。

矢内 絵奈 写真展「YOU ARE HERE」 | MIDORI.SO | みどり荘
ENA YANAI PHOTO EXHIBITION
”YOU ARE HERE”

会期:2016年9月16日(金) – 9月22日(木)
会場:みどり荘 〒153-0042 東京都目黒区青葉台3丁目3-11-3F
時間:12:00 – 20:00
休廊日:なし
URL:http://midori.so
お問い合わせ:gallery@midori.so

Opening Reception
2016年9月16日(金)19:00 – 21:00



by atsushisaito | 2016-09-07 10:47 | 写真集 | Comments(0)

Aaron Schuman 「FOLK」

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published by NB books, 2016,edition of 800,

 Aaron Schumanって名前をそういえばどこかで見たことあったなと思ったら、Alec SothのGathered Leavesにエッセイを書いていた人。写真家でありキュレーターでもあるとか。
 写真には一切のキャプションなどはなく、ファウンディングフォトのような昔の写真と現代に撮られた写真が交錯する。冒頭と終わりにはガリツィアの地図の写真。今ではポーランドとウクライナとして分かれているが、第一次世界大戦までは同じ国だったそうな(wikiで調べました。。。)。巻末にはテキストがあり、始まりはAaronの母の旅行のメモ書き。Aaronの曽祖父はこのガリツィアからアメリカに移住した。このメモ書きは母が自分のルーツを探るために2011年にポーランドを旅したときのもの。
 それがなぜ、この作品に繋がるかというとAaronが2014年にポーランドのクラクフで開催された写真イベントの展示のキュレーターを務めることになったから。その曽祖父は偶然にもそのクラクフから150kmほど離れたところの村出身だった。それが今回の作品の製作のきっかけだと思うのだけれど、作家の興味の対象はFOLK(民族)に向かった。Ethnographic museum(民族学博物館)の収蔵作品を用いて、自身の血を手探るように作品を展開していく。収蔵作品を使うための学芸員とのやりとりも巻末に収録されている。
 収蔵作品の写真、また収蔵品を撮影した写真、それらで織り込まれていく一連の流れは、本当に私的なもので、そしてそれは簡単に理解して共感するのはなかなか難しいのだけど、多民族国家である一人のアメリカ人がそのルーツをこういう方法で探り辿る行為が写真集という形になっていて素敵。よくわかんないんだけどね、ほんとに。



by atsushisaito | 2016-09-06 22:44 | 写真集 | Comments(0)

Thomas Ruff 「JPEGS」

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published by Aperture, 2009,

 このインターネットからの画像を使用した作品、Jpegは正直なところいま行われている近代美術館での展示を観るまでは、特別興味がないというかむしろあまり好きではない作品であったと思う。巨大な展示プリントでJpegを観るという行為を通過したあとで、再度、この作品集を見直してみた。
 A3ほどの大きさの版型(A3変型という?)の写真集でずっしりと重たく存在感がある本だが、大きい本の特性としてあまり開かれることがないという感じそのまま、本棚で眠っていた。さらに、USアマゾンでポチったわけだが重たい本の運命か、傷みがあってそれをあまり直視したくないということもあり、到着してからおそらく1度か2度ほどしか触っていない。自分の写真集が傷んでいるという現実ほど辛くて悲しいことはない。
 この作品は作家がネットから入手した画像を小さくリサイズした上で高圧縮するという作業から生まれている。圧縮時に発生するブロックノイズで世界が構成されている。この8×8のピクセルから生まれる世界の構造を露わにする、そういう意図からこの作品が造られたそう。いまこの本の写真をアップしながら思ったのだが、やはりこの作品ってサイズが命だと思う。展示でのその「世界がブロックで構成されている」感はもう圧倒的で、規則的な配置のブロックで描かれる絵図は、銀塩写真の粒子の世界と完全に決別した新しい世界のように見える。
 一方、この写真集としてこのJpegを見ると、サイズ感の足りなさを強く感じる。十分に本に収録されるサイズとしては大きいのだけど、脳の補完が先に働いてしまって粗い画像だという認識以上の視覚的な喜びまで達しない。プリントと同じ喜びを求める方が間違っているとしても、あの近美の展示の良さの後では物足りなさが上回ってしまう。展示があったからこそ、開いた写真集なんだけど。
 面白いのは写真集の写真を撮っているときに、目の前の粗い画像がカメラのモニターを通すとなにが写っているのかはっきりわかる画像になっていたこと。写真集と人の目線では感じられない距離感を、カメラのモニターを通すことによって見えてくる新しい感覚があってよかった。
 
 



by atsushisaito | 2016-09-05 12:24 | 写真集 | Comments(0)

Thomas Ruff

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catalog for exhibition in Tokyo,2016,

 国立近代美術館で始まったトーマス・ルフ展の図録http://www.momat.go.jp/am/exhibition/thomasruff/。その名前はもちろん知っていたけれど、ベッヒャーの系譜の割にはなんだか変なことをしている作家だなあ、というくらいの認識で、その作品も際物扱いの目線で見ていて、実は全く作家のことは知らなかったり。どうしてもグルスキーやシュトルートのようなものの方に惹かれていた。
 で、実際に展示に足を運んでみると、おお!という驚きの連続で、製作したいものに対する手段、手法に対しての柔軟な考え方なども含めて、作品の前でなるほどな~と唸ってしまうほどにいい展示だった。写真集では分かりえなかった作品が展示プリントで、その主張が明確になって美しく存在していた。
 一方、初期作品であるインテリアのシリーズは、逆にこの図録で見るのに適しているなと感じた。ショアやエグルストンの影響なども感じられ、そしてまだベッヒャーの香りを強く纏ったこの作品は、展示スペースでは大きなインパクトはないものの、本という器にとてもすとんと収まっていて気持ちがいい。
 展示はもちろんお薦めなのだが、ぜひこの仮フランス装丁の図録も一緒に購入したいところ。会場にあった3Dのメガネまでついていて、素敵。
by atsushisaito | 2016-09-01 16:42 | 写真集 | Comments(0)

Florian van Roekel 「Le Collège」

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Diaphane Editions, 2016, edition of 600,

 今年のアルルのブックアワードにノミネートされていた作品。SYBの大胆なデザインの表紙を捲ると、前作「How Terry likes his Coffee」と同じ雰囲気漂う、ごってりとしたインクが盛られた厚手のページの連続。2010年に自費で出版した「How Terry likes his Coffee」はご存じ写真家でもありカリスマコレクターでもあるMartin Parrにその年のベストブックに選ばれ、またその翌年のMartin Parrが選ぶここ10年のベストブックにも選出されヒットした一冊でもある。
 今回の舞台は、フランスの学校。アートインレジデンスで滞在した6カ月間で撮影されたもの。ストロボライトを使用した独特の陰影の使い方で、自由自在に学校という空間を作家の世界に変化させている。ストロボの光が印象的な作家というと、Florian van Roekelを推したMartin Parrがそもそもその一人なのだけど、より感覚が近いというと、ディコルシアの作品なのかなあ、と思う。ディコルシアのストロボライトを使って望遠カメラで撮影して生まれる無機質感とFlorianの作品は、その距離感は違えど、どこか地続きなところがあるのではないのかなあ、と思ったり。

http://blog.photoeye.com/2011/07/martin-parrs-best-books-of-decade.html
by atsushisaito | 2016-08-22 16:49 | 写真集 | Comments(0)

Vice the photo issue

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 何ヶ月か前のViceの写真特集の号の巻頭にAlec Soth。北海道を今年の2月あたりに撮影したもの。日本人の女性との二人旅で、深瀬昌久好きのSothらしく鴉へのオマージュも含まれている。
 ちょうどAlec Sothに僕のInstagramアカウントを担当してもらうという企画をこの旅行のタイミングでやってもらえたので、この旅の一部を共有しているようで嬉しかった。
https://www.instagram.com/p/BCMCnioFswZ/
Alec Sothが泊まるホテルでよく撮る窓からの風景
https://www.instagram.com/p/BCMqCzWFs9r/?taken-by=atsushisaito11
by atsushisaito | 2016-07-26 12:22 | 写真集 | Comments(0)

東松照明 Shomei Tomatsu 「NAGASAKI」

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published by Akio Nagasawa publishing, 2016, edition of 1000,
by atsushisaito | 2016-07-18 15:06 | 写真集 | Comments(0)

山内道雄 Michio Yamauchi 「DHAKA」

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published by Tokyo-kirara sha , 2015,
by atsushisaito | 2016-07-04 21:27 | 写真集 | Comments(0)