のぼりや@愛知県豊橋市

c0016177_23203558.jpg
c0016177_23203689.jpg
c0016177_23203645.jpg
 お腹が膨れるので食事の前にビールは嫌だなあと思いつつ、でもここは飲まないといけない瞬間だ、と確信して泣く泣く瓶ビール大。あまり、というか鰻を食べる機会というのがそれほど頻繁になくて、特に大阪にいた頃に鰻の焼きまで意識したことがなかったのだけど、東と西では明確に鰻の焼き方が違っていて、ここ豊橋はその分水嶺的な場所でもあるとか。確かに名古屋で食べた鰻は蒸さない鰻だった。
 東京のようにふっくら柔らかな鰻っていうのは実は関西からすると異質なものであって、蒸さずに焼くという方法が関西流とか。鰻の裂き方まで違ってくるというので、この辺りちょっと勉強してみたい。
 鰻は時間がかかるのでまずは肝焼き。700円だったので串に3つくらいの肝が刺されてくるのかなあっと思ったら小鉢に肝がどっしり。これにはびっくりした。タレとの相性バッチリでビールが正解。美味いなあ、としみじみしていたらうな丼到着。
 見た目は焼きががっつり入っているけど、食べてみるとふっくら柔らか。こちらでは軽く蒸してから焼いているとのこと。なるほど、両者のいいところのハイブリッド。酒が飲みたいから腹にものを入れたくないという気持ちを圧倒的に凌駕する美味さで完敗。わしわしと食べてしまった。

# by atsushisaito | 2017-08-02 12:19 | 飯@23区外 | Comments(0)

にかけうどん

c0016177_22323342.jpg
 豊橋のホテルを事前に酔っ払いながら探していて、無難にコンフォートホテルでいいかあと思いつつもtripadvisorだとどこの旅行系サイトも満室。いやーでも、僕こういうの慣れてるからーと検索を繰り返して空室を発見。じゃらんポイントも駆使してお得に予約できたわーとふわふわしつつそのまま酔いつぶれ、翌日に二日酔いで豊橋駅に到着。ホテルの場所を予約メールから検索すると随分と遠い。まず豊橋市ではない。appleのマップは使えねーな、とグーグルマップで開くと指し示す場所は遠く離れた隣街。そこでようやく事態を飲み込めて改めて予約メールをじっくりと見ると、予約してたのは豊川市のコンフォートホテルだった。
 電車に乗って移動できない距離ではない。むしろ不幸中の幸いであったくらいの近さなのだけど、僕は豊橋市で飲みたかったのだ。二日酔いで思考は半分停止していた。暑いし移動したくない。幼児のイヤイヤ期の如く豊川市への移動を拒む自分がいた。その場で駅直結のアソシアホテルのロビーに行き、レセプションの前のソファーでwebから予約を入れてチェックインした。コンフォートホテルは泣く泣くキャンセルしてしまった。
 前日にこのホテルもチェックしていたのだが、その時には満室だったので諦めていたが、当日キャンセルがあったのか1部屋の空きが出ていた。おまけに余りものの部屋がいい部屋だったみたいでお得にアップグレード。快適に過ごせた。
 そして朝食。これがなんというか中途半端で物足りない。やはり地方だとその土地の特色を生かしたものが欲しい。その辺りドーミーインなんかは上手くて、決して高い食材ではないのだが旅人の心をきゅっと鷲掴みする引きを作っている。このホテルは例えばドーミーインと比べるとワンランク上の豊橋では1、2を争うようなビジネスホテルなわけだけど、どうも引きがない。品数が少ない訳ではない。欧州の人なら十分にこれで満足するはずだ。こういう大型の施設になると和と洋、どちらにも対応しなければいけない。なので、和一辺倒に注力できるドーミーインと勝負するとなると弱い。だからどうしても和洋どちらもアベレージのものになってしまう。
 よかったのはトロロくらいかなあ。ちょっと残念。
c0016177_22323679.jpg
 豊橋というか三河地方の名物といえば「にかけ」だそう。かけうどんの頭に「に」がつくだけでイマイチパッとしない感じの名前のこのうどん、まあそんなにパッとするものでもない。食べたのは新城市の久五郎というお店。移動中にこのあたりで食べておかないと食べ逃すな、という予感のもと車を駐車場に。
 席についておばちゃんにズバッと「にかけ」でお願いしますと伝えた。ていうかそもそも「かけ」というメニューがなくて、にかけこそが我々が共有しているであろう「かけ」という認識。三河地方は徳川の癖に贅沢な地域だ。
 この店のにかけには鰹節、刻み油揚げ、かまぼこにワカメ。この具沢山な感じが「荷」かけ、ということらしい。白醤油を使ったカエシなので、色は澄んで西日本的。出汁の具合もいい感じに出ているが、少し甘め。麺には特に感想ないなあ。しかしこれ、いろんなお店を回って深堀りしていけば結構面白いかも。


# by atsushisaito | 2017-08-01 23:13 | 飯@23区外 | Comments(0)

千代娘@愛知県豊橋市

c0016177_22565954.jpg
c0016177_22565963.jpg
c0016177_22570029.jpg
 太田和彦の本に登場していた千代娘に。カウンターが5席にテーブルが2つほどというので予約なしでは入れないかなあと思いつつも店の前へ。大衆酒場の雰囲気を想像していったら、これが小さいながらも立派な綺麗で新しいお店。中の様子も伺えないし、これはちょっと困ったぞと思いつつも旅先の恥はかき捨てとばかりに思い切って中に。店の中には先客はおらず、予約の札が並んでいた。とりあえず大丈夫かと聞いてみると大丈夫とのことでカウンターへ。左右は予約席なので運がよかった。
 まず最初のお酒は豊橋の地元の四海王。お通しは卵豆腐にゆずを削ったものをかけている。簡単だけどこの一手間をかけることによってとても爽やかな空気に。経紙に書かれた達筆のメニューを解読しつつ酒をぐいっと。鱧の文字が読めたので、この夏初めての鱧おとし。梅肉をつけて味わう。太田先生に倣って綺麗な味だねー。なんて。言わないけれど。スーパーで売ってるような鱧の匂いが普通だと大人になるまで思っていたので、上等の鱧の上品さが少し物足りなかったりもする。。。
 ここでお酒を蓬莱泉に。そしてカウンターにずらりと並ぶおばんざいからタコの煮物を。しかしこれはけっこう濃い味付け。甘辛いというかもう少しさっぱりした煮物だと思っていた。まあ酒のつまみにはちょうどいいかとゆっくりやりつつ、少しお店の人とお話。太田和彦が訪れて最初に書いた当初の店は数年前に隣のお店からの失火により全焼したとのこと。太田和彦から貰った百名盃はその盃で一度も酒を飲むことなく灰になってしまったとか。予備の一つや二つはあるはずだから、もう一度あげて欲しいなあ、と思いつつご馳走様。
 お会計がちょっと高めだったなあと思ったら鱧がお高めだった(レシートを出してくれる)。当時のお店の雰囲気は知らないけれど、今のお店の雰囲気なら納得の値段で鱧以外のものが安すぎるように感じた。次回はお腹を空かせて一軒目に行きたい。


# by atsushisaito | 2017-07-31 23:30 | 飯@23区外 | Comments(0)

喜多川@愛知県豊橋市

c0016177_23064771.jpg
c0016177_23064791.jpg
c0016177_23071170.jpg
 新幹線で豊橋駅についてすぐに酒場に向かった。早い時間帯から満席になると聞いていたので足早に駅から向かうとバスロータリーの方からなにやら特殊な美的センスを持ち合わせたオヤジさん達がぞろぞろと。競輪場からの帰りのバスが到着したところで博徒達が降りてきたのだ。なるほど。早い時間帯から酒場が混むわけだ。
 喜多川はいい感じに時という空気を帯びた店内。カウンター内にいるおばあちゃんが優しい。生ビールを注文してからのお通しはオクラ。まずはメニューをつまみにしての一杯。壁にかけられた焼き鳥メニューは一通り揃っていて、多くはないメニューの中にカレーライスや海老コロッケなどもあり、ちょっと不思議。ちなみにメニューには値段なし。
 ダメ元で1本ずつ焼いてくれるかと聞くと大丈夫とのこと。あまり量を食べられないので助かる。注文したのはキモ、セセリ、つくねに砂肝。ちなみに大阪人としてはこのキモという響きがとても好きで生ギモなんて言葉を聞くとジュルッと涎が出そうになる。鰻の焼き方のように地域的な分水嶺があるのか西と東を分ける中間地点でもある愛知あたりから西に行くとキモという地域が増えてくるのかもしれない。まあどうでもいいことだけど。
 そしてキモ、ほどほどに火は通っているものの、噛むとトロッとしていて甘くて美味い。タレもくどくない。セセリの食感もいい。つくねはもちろん軟骨も一緒にこねられている。砂肝は普通だったかな。焼酎のロックをもらってちびちびやってると隣のおっさんの食べているネギ焼きがたまらなく美味そうだったので、最後にネギ焼きを1本。この最後の1本をネギとしそ巻き焼きとするかに相当悩んでしまったがネギに軍配が上がってしまった。
 果たしてネギ焼きはその選択を後悔することのない旨さで満足だった。
 


# by atsushisaito | 2017-07-30 23:34 | 飯@23区外 | Comments(0)

福しん@新井薬師

c0016177_23221056.jpg
 電通の本社で、なにやら内定者の人たちが飲ませてもらえるという(36Fのカフェのメニューだとか)イチゴジュースをいただいた後に地元で福しん。イチゴジュース美味しゅうございました。イチゴ感が濃厚。
c0016177_23220936.jpg
c0016177_23220962.jpg
c0016177_23220968.jpg
 福しんでまず生ビール。いつも思うのだが意外と鮮度管理というか洗浄がしっかりしていて美味しい。ビールと一緒についてくる(無料?)ザーサイのネギ和え、そして味玉。生ビールセットなので500円で餃子がついてくるというハイパフォーマンス。
 僕、この福しんの餃子に思うのは、もっと小さくするか大きくするか。今の大きさだと満足感が低い。同じ具材で3つくらいの方が結果的に満足感は高いと思う。もしくは大阪風に小さくするとか。味の素の冷凍餃子以下では世間は納得しないと思うのですよ。
 まあそれはともかく、固焼きの餡掛け。五目ではなく野菜のみで。あまりボリュームがあったらしんどいと思って野菜のみにしたけど、ちょっと寂しかったので次回は五目にします。。。。


# by atsushisaito | 2017-07-29 12:20 | 飯@新井薬師 | Comments(0)

たまの里@東京都八王子

c0016177_23463598.jpg
 高尾駅の側にあるので登山客などに人気があるお店だとか。この近くに用事があって来てみたもののご飯はどうしようかという五郎ちゃん状態で最終的に入ったお店。注文は冷やし鴨蕎麦。店に入って驚いたのが、店内に貼りめぐらされた酒のメニュー。ゆるゆるランチを食べてる雰囲気では全くない。わりと有名な蔵元のものが揃っており、店主の酒好きが窺える。
 さて、肝心の蕎麦だが、なんと汁が熱い。蕎麦のルールはなにも知らないから冷やしの汁がまさか熱いとは思わなかった。灼熱の八王子を通過した身にこれはきついと思いつつずるっと。しかし意外と汁の濃厚な旨みが体に沁みる。蕎麦のレベルは正直この海苔の多さで推し量れるもの。ただ、汁の脂の感じがよく蕎麦湯で伸ばしても十分美味しかった。


# by atsushisaito | 2017-07-28 12:45 | 飯@23区外 | Comments(0)

和乃家@高田馬場

c0016177_23255849.jpg
 高田馬場駅前のビルの奥まったところにあるうどん屋さん。このあたりミャンマー料理に押されている感があるが、しっかりと根付いているお店。うどんはもちろんお店で打たれている。居酒屋のようなカウンターのみのお店だけど、製麺のスペースはしっかりととられている。
 注文はもりうどんの大盛り。もりもりと麺を食べたかった気分だったので。しかし登場したうどんは大盛りにしては割と少なめ。これ以上盛りが少ないと残念な感じなので大盛りは正解ともいえるが200円増しだからなんとも複雑な気分。
 うどんそのものはピチピチでハイレベル。程よく固め。武蔵野うどんみたいな無骨な固さではなく、しなやかさを伴った固さでこれはとてもいい。うどんを作るおやじさんが客に一言二言声をかけるのもいい。大事にされてる感じがする。
 残念といえば汁が弱いかなあ。うどんがしっかりとしてるだけあって、弱いなと。




# by atsushisaito | 2017-07-27 12:25 | 飯@高田馬場 | Comments(0)

きょうや@福井県福井市

c0016177_22365762.jpg
 福井に来たからには本格的な越前蕎麦を食べたいと思い、恐竜博物館に向かう道すがらにこのお店に立ち寄った。モダンな感じの一軒家の蕎麦屋。多分ここでメニューの選択を間違ってしまったのだろうなあ。大根のおろし汁と生醤油で食べる蕎麦を選んでしまった。これが大根の辛味が強くてほんとに辛くて蕎麦の味わいどころではなかった。他に普通の蕎麦のメニューはいろいろあったので、単純に自分の選択ミス。かなり通寄りの蕎麦だったのだろう。すこし前に松本の浅田で食べた時の辛味大根の鮮烈さが印象に残っていて、安易に注文してしまった。
 大根のしぼり汁と醤油なので、出汁という逃げ場がない味わいで初めて食べる人が選択するものじゃなかったなあ。。蕎麦は太目のストロングな感じでその辛さに負けないものの、やはり辛さが先行してしまって美味しいとは思えなかった。蕎麦屋に来て出汁の味わいを放棄するのももったいなかった。自分の選択の甘さに後悔。


# by atsushisaito | 2017-07-26 12:36 | 飯@23区外 | Comments(0)

マンテンホテル@福井県福井市

c0016177_21424636.jpg
c0016177_21424629.jpg
 福井のバー、いや北陸でもこれほど奇天烈なお店はないのではないかというパブ浪江。店内にはところ狭しとマスターの趣味のものが置かれていて度肝を抜かされる。たぶんお話することができたらもっと楽しめたのではないかと思うのだが、タイミングが悪く話すことはできなかった。ジントニックをお願いして、なんか洋風の肉じゃがっぽい感じのお通し。肉じゃがってわけじゃないけれど、なんとなく掴みどころがない味だった。店内のものをゆるりと眺めながらジントニックを飲み干しお会計。

c0016177_21424645.jpg
c0016177_21424574.jpg
 今回の福井で楽しみだったのがマンテンホテル。北陸に展開されているホテルグループなのだが、形態がドーミーインとよく似た感じで温泉、そしてドーミーでいうところの夜泣きそば改め支那そばのサービス。そして朝食は地のものが豊富。北陸だけではもったいない魅力がぎゅっと詰まったホテルということでいつか泊まろうと憧れていた。
 実際にチェックインすると丁寧な感じ、またロビーではコーヒーのサービスなどもありいい感じのビジネスホテル。部屋はまずまず。さっそく最上階のお風呂に行ってみるとこれがなかなか広々としていてよかった。露天がゆったりなのもポイントが高い。外気浴が楽しめるベッドもあり、風呂だけでいえばドーミーでも最上位クラスに匹敵するのではないか。
 ただしドーミーでいう夜泣きそばである支那そば。これがいやはや。。。。。出さなくていいレベルの代物で正直不味かった。付加価値をつけようとして印象がマイナスになるのは実にもったいない。朝食は期待通りのものですこぶる満足。ドーミーがない地域では是非泊まりたい。が、やはり北陸限定なので機会はないかなあ。富山はANAとドーミー、さらには野乃まであるし、金沢もANAがあるからなあ。ただし富山は印刷の立ち会いで印刷所が連れていってくれるのがマンテンが経営してる鯛家というお店でたまにお世話になっていたり。

# by atsushisaito | 2017-07-25 12:14 | 飯@23区外 | Comments(0)

かっぱ@福井県福井市

c0016177_21171661.jpg
c0016177_21171660.jpg
c0016177_21171767.jpg
c0016177_21171716.jpg
c0016177_21171546.jpg
 御夫婦で営まれている老舗の酒場。まずは生ビールにお通しのメカブ。するするっと出汁につけていただく。福井の地の海老、がさ海老を刺身で。甘くて美味しい。ここでさっそく日本酒に切り替え。さすが福井、地酒の黒龍が普通に安い。最近は人気の地酒は現地に行っても飲めなくて逆に東京の方が買いやすいということが多いけど、やはり地の酒は地で飲みたい。たっぷりとこぼし注いでいただいたものをいただく。家で飲むのとは同じ酒でも一段美味しく感じる。
 赤魚を煮つけてもらってからのイカの沖漬。想像していたものと違うものが登場した。出汁をはった皿にイカ。そして肝を酒で伸ばしたタレ。そのままでも美味しいイカを肝につけて食べるとさらに美味くて酒との相性がとてもいい。こういうのは初めて。お酒は黒龍の他の福井のお酒を飲んで、また黒龍に戻る。そして塩ウニを舐めるという贅沢をしてからの御馳走様。いい酒場に出会えて嬉しい。後から知ったけど太田和彦先生が紹介してたのね。。。さすが。


# by atsushisaito | 2017-07-24 12:16 | 飯@23区外 | Comments(0)