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大勝軒@中野

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 つけそばの発祥の地として訪れる価値はあるのだけど、純粋に美味しい食事を求めていくのはどうかなあ、と思うときがある。 それは味や値段ではなく、接客。 値段は安い。味だって最先端のものには太刀打ちできないものの、素朴な美味しさがある。 簡単に値段を上げてしまう店が多い昨今、老舗の名前に甘じないその姿勢は評価されるべきなのだが、もったいないことに、その横柄に感じられる姿をカウンター越しに眺めてしまうとそのありがたさも一気に醒める。
 別になにかされるわけではない。 誰もが、カウンターに座って、食券を差し出し、出てきた麺を啜り終えることができる。 例えば、「兄さん、それは食べ方が違うよ」なんてことは絶対に言われない。 しかし、ちょっとした仕種、割りスープをお願いしたときの反応など、舌打ちをする習慣のない僕でも心の中でエア舌うちをしてしまうことがある。 では、なにがそうさせるのか。 今、思い出しても明確に、これがダメなんていう具体的な箇所が浮かばない。 
  もう何度も行ってる店だが、そういうことを思うのはたいてい店に入って右のカウンターに座っていることが多いような気がする。 
by atsushisaito | 2011-11-30 20:01 | 飯@中野 | Comments(0)

丸長@桜台

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 そういえば桜台の丸長も有名だった、最近気付いて行ってみた。 店に入ると、おばちゃんに席を指定される。後から知ったのだが、このおばちゃんの仕切りが少々厳しいらしい。給水機の横の席を指定されたのだけど、そこに座ってしまうと壁のメニューが見えなくなってしまうので、少しその場で立っていたら、ここね!と再度言われてしまった。 
 メニューを吟味する間もなかったので、つけそばを注文。惰性で大盛りに。これで900円になってしまうから、値段は安くない。 注文を失敗したかなあ、と思ったのは野菜やチャーシューなどの具入りの場合、つけ汁の器が一気に大きくなることを、厨房で作られる一連の流れを見ていて知ったこと。 ノーマルのつけそばは、大盛りにしてもつけ汁の器はそのままなのだ。 なんだか損をした気分だ。
 気を取り直して、さっそく麺を啜った。 この甘辛酸の汁、丸長って感じだ。 けっこうやる気のない丸長が多いので、これは嬉しい。 でも麺は好きじゃない。 中華麺というよりは、柔らかめに茹でられたうどんのような食感。 歯を押し返すようなコシは皆無といっていい。 茹で置きの麺ではなく、茹でられたばかりの状態だったのだけど。 まあ、その時によっていろいろ変わってくるんじゃないかと思う。 並ばなくてすむときにまた行ってみたい。 

 それにしても、この桜台あたりのラーメン屋のレベルは高い。
by atsushisaito | 2011-11-29 08:16 | 飯@練馬区 | Comments(0)

齋藤陽道写真展「感動」

齋藤陽道写真展「感動」@AKAAKA
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 清澄白河から六本木に移転したAKAAKAでの初めての展示(たぶん)。 六本木通りからちょっと入ったところにある一軒家。3Fがギャラリーになっている。 
 入って展示を観て最初に思った感想は、壁とフレーム、そして作品が驚くほど調和しているなあ、と。 展示のために設置されたという感がまったくない。 木のフレームに包まれた写真が、まるで壁側から投影されているかのような透明な空気をまとっている。 
 
by atsushisaito | 2011-11-28 15:57 | 写真展 | Comments(0)

Terry Richardson 「Mom&Dad」

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 最近、Lady Gagaの写真集を出したこともあって、あまり写真に興味がない人でもTerry Richardsonの名前はきいたことがあるかもしれない。 僕も実はそんなに彼の作品を知らなくて、いくつかの展示を観たことと、写真集はTASCHENから出版されている「Terry world」くらいしか持っていない。 ぶっとんでいる作家だということだけは知っている。 ファッションの人のほうが詳しい人多いんじゃないかと思う。
 ロンドンのMorelから新しく出版された写真集は2冊組。 彼の両親をテーマにした作品。 momの方は笑い声が聞こえてきそうなくらい、とにかく陽気なお母さんの写真。 対して父親な方は、かなり内省的な作品。 父親はBob Richardson。ファッション写真家として有名なのだとか(2005年に死去)。 
 スリップケース付きなのだけど、これがきちきちなサイズで写真集をしまうときに手間取るのが難点、、、、。1000部限定。
by atsushisaito | 2011-11-28 15:21 | 写真集 | Comments(0)

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 ルーブルの地下のフードコート。 いろんな国の料理があって、スペイン料理を選んだ。これで16ユーロくらいだから、やっぱり物価は高いかなあ。パエリアはしょっぱかった。
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 やはり飯画像が少ない。 これはロンドンに移動する際のユーロスターでの食事。 あんまり美味しくない、、、、。酸っぱいコールスローが苦手だったか。 車窓は特に見どころというものはなかったのだけど、ちょっと旅行気分に浸れた。
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 やはりロンドンはフィッシュ&チップスw チップスてポテトフライだということを初めて知った。 揚げたての魚フライだから、なかなか美味しい。 手前の豆のソースは、味がついていなくて自分で塩をふるっていうことを後で知った。 ホテル近くのパブで食べたのだけど、ビールはさすが。とにかく安くてエールの種類も豊富。 
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 ホテルの朝食。 イギリスの朝食の定番のものが揃っいたので、満足。 
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 ハロッズのイートインで生牡蠣。 
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 パブで肉。 マッシュポテトが半端ない量でびっくりした。
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 ソーホー近くのフィッシュ&チップスの店で。 こっちの人は揚げものに酢をかけて食べるみたいで、真似してみた。悪くない。
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 僕が8月に日本での展示を企画したマックスに連れられてなぜか韓国料理屋。 そこで海鮮の焼き飯を頼む僕も悪いのだけど、美味しくなさすぎてびっくりした。チヂミがカリカリのクリスピーw
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 Samuel Smithというブルワリー直営のパブ。 直営なのでSamuel Smithのビールしかないのだけど、それでもたくさんの種類があって、店の人も飲む前に味見をさせてくれた。
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 どっかのダイナーで昼飯。 豚肉に大量のグリーンピースにポテト。 この豚肉のソテー、とにかく肉が固い。 僕のイメージにあるロンドンらしい不味いご飯だった。 

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 次回はもう少し食にこだわってみようと反省。 
by atsushisaito | 2011-11-28 09:00 | 飯@海外 | Comments(0)

Richard Mosse 「Infra」

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 この色、一体どうなってるのだろうと、しばらく考えていたが、その答えは写真集のタイトルにあった(巻末にも文章が書かれているのだけど、、、)。  Infrared Film。 赤外線。 コダックのAerochromeというものを使って撮影されているのだとか。 モノクロの赤外線フィルムは知っていたけれど、カラーのものがあるとは知らなかった。初めてみたかも。 もしくは、いままでに目にしていたのかもしれないけれど、色が補正されてたりして気付いていないとか。
 コンゴの写真。元ザイールのコンゴ民主共和国、ルワンダの隣だ。 ちょっとここでは載せられない写真などもあり、シリアスな作品。 だけど、この赤色に染まる大地がなんとも幻想的で美しい。 
 Apetureから。アドバンスドエディション(500部限定)なので、普及版はジャケットがかわるのかも。
by atsushisaito | 2011-11-26 13:45 | 写真集 | Comments(0)

エドガー・マーティンズ 個展「The Time Machine」

エドガー・マーティンズ 個展「The Time Machine: An Incomplete and Semi-Objective Survey of Hydropower Stations」@山本現代
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 作品を目の前にすると、どこかトーマス・デマンドの作品に似たような印象を受けた。 デマンドの作品は、一見本物のようだけど実は作りものの世界なのに対して、この作品は、作りもののようなどこか現実離れした空気を感じられるのだけど、実在している施設。
 かつては多数の人で動かしていた水力発電所が、化学の進歩によって現在は無人で動いているのだとか。 しかし、だからといって誰もかれもがこの施設を撮影してこんな空気感を得られるはずもなく、その背景には緻密なライティングが施されているからこそなのだろう。

 ちょうど、ロンドンでも個展をやっていたのだけど、時間がなくて見に行けなかった。この展示を見てしまったら、行けなかったことをさらに後悔、、、、。
 
 ギャラリーは白金高輪か広尾。 見た後に広尾まで歩いて、広尾のギャラリー(エモンなど)をみて、そのまま恵比寿のギャラリーへと、梯子がベスト(僕の場合)。
by atsushisaito | 2011-11-26 11:25 | 写真展 | Comments(0)

パリ

貧乏旅行だったので、ご飯があまり食べられてない、、、、、。 けっこう適当にすましてしまったりで、写真もそんなに撮ってない。 もったいないなあ、といまさら。
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 グランパレの近く、シャンゼリゼ通りのカフェで軽く。
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 ブラッセリーでチキン。 1664というフランスのビールは、ちょっと香りが苦手だった。
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 フレンチのファミレスみたいなの。 社員食堂みたいな感じのセルフサービスでお会計。 メインの皿が寂しいのだけど、お会計をしたあとに、まと惣菜コーナーがあって、そこでまた自分で盛るシステムみたい。
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 店頭の生牡蠣をみて中に入ったお店。 リッツからコンコルド広場の方に向かったあたりだったような。 生牡蠣おいしかった。 ペンネアラビアータも。 でもこれイタリアンだな。。。
by atsushisaito | 2011-11-26 11:00 | 飯@海外 | Comments(0)

Julian Germain 「For every minute you are angry you lose sixty seconds of happiness」

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 2005年にsteidlMACKから出版された写真集の2nd edition。 再版はMACKから。  亡き妻との思い出と共に生きる老人の作品。 孤独の悲壮感など微塵もない、柔らかく暖かい写真。 アルバムの写真が特にいい。 2人の親密だった空気を語る上でこれ以上の素材はないだろう。 本の作りもアルバム風で素敵。 とてもお薦めな一冊。
by atsushisaito | 2011-11-25 09:54 | 写真集 | Comments(0)

Craig Mcdean 「Sumo」

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 イギリス出身、NY在住のファッションフォトグラファーのCraig Mcdean。 1993年の一年間、東京に住んでいたことがあり、この「Sumo」はそのとき撮影されたもので、実に20年近く眠っていたものだ。
 出版はロンドンのMorelから。インディペンデントパブリッシャーながらも、面白い作品を作るところ。 先日もTerry Richardsonの新作をリリースしたばかり。
 さて、この作品、250部とそもそも部数が少なかったせいもあるのだけど、異常ともいえる速さで売れ切れた。 それも大方がNYのHALF GALLERYで個展をしたさいに売れてしまって、ロンドンの出版社なのに、ロンドンで出まわった部数が非常に少なくなってしまった。 
 そういうわけで、これをイーストエンド(でいいの?よく地理がわかんない)の本屋、Donlon Booksで目にした時、体が固まってしまった。いくらっすか?ていうと、それなりにプレミア価格(でも良心的ではある)。 君も知ってるとうりレアだから、と。 あーでもない、こーでもない、と考えて考えて、、、、でも人生一期一会だし、、で、買います!って言った。
 いやー、ほんとレアで手に入らないよー、morelと友達だから今ここに一冊だけあるんだけどさあ、なんて会話にヤー、ヤー、頷きつつほくほくして店を出た。

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 レア度の高い品揃えはロンドン随一のDONLON BOOKS。 僕はホクストン駅から歩いていった。店は小さい。 レアなのには、プレミアムな値段がしっかりついているので、安くは感じられないかも。

もうちょっと種類が多いとこなら、ソーホーのFoylesっていう大きい本屋の向いの本屋。 地下がセックスショップでなんだか怪しいんだけど、横の階段を使って2Fへ行くと写真集がたっぷり。 レアものよりは現行で買えるものが中心かな。 でもNazraeliの one picture booksシリーズがあったりと、大手の本屋にはできないような細かいところに手が届いている。 
サーペンタイン・ギャラリーに併設されているKoenig Booksもなかなか。Blind spotからのStephen ShoreのThe Hudson Valley初めて触った! 日本に入荷されてないものなあ。
by atsushisaito | 2011-11-21 09:14 | 写真集 | Comments(2)