2017年 11月 09日 ( 1 )

green glass@中井

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 dancyuのバックナンバーで蕎麦の復習をしてから、再度green glassへ。注文はもり二種と釜揚げ二種の土曜寒セット。まずは産地別に2種類のもり。登場した瞬間、むわっと蕎麦の香りを強く感じられた。前回も、他の蕎麦やでも香りは常にそこにあったのだと思う。ただ、それを意識するかしないかだけの違い。そしてこの店の蕎麦の香りが登場した瞬間に鼻に飛び込んできた理由はその意識ともう一つ別に、蕎麦の温度にあるのだと思う。dancyuの記事に書かれていたことなのだが、眠庵では蕎麦を必要以上に水でしめないという。なるほど、しっかりと水でしめられた蕎麦を啜ることは心地よい。しかし、それでは蕎麦の香りが死んでしまうのだ。蕎麦という素材を最大限に活かすには冷やしすぎない。ただし、これは一番紛でうつ更科のようなものには当てはまられない。もともと香りの少ない更科はむしろその針を反対にふる方が正解なのだろう。
 何もつけないで最初にそのまま食べてください、という通りに少量を手繰り啜って見ると、初めに感じた香りをまといつつ、口の中には蕎麦の甘みが広がる。このままでも美味しい。塩を出してもらったのでそれもちょこっとつけてもぐもぐ。2種類の蕎麦の味の違いは最初はしっかりとわかった。しかし、こっちあっちと食べている間によくわからなくなってしまった。汁をつけて食べるともう香りを強く感じられなくなってきて、だんだん味わいを探るように食べていることに面倒くさくなってきた。
 そのうち食べおると釜茹で。先ほどの2種と同じ産地。暖かいつけ汁が用意されているが、まずは蕎麦だけ。温度が変わることでまた鼻がリセットされたのか、香りが再び戻ってきた。しかし、これも蕎麦が伸びちゃうからと早く食べているうちにそういう細かいとこまで気にしないで食べてしまった。最後は汁を蕎麦湯で割ってご馳走様。
 やはりこの店は、蕎麦前と酒を飲まないと。ランチにふらっと蕎麦だけっていうのは勿体ないというか、お店の真価はそこではないし、客もなんだか不完全燃焼になっちゃうかなあ。

by atsushisaito | 2017-11-09 12:53 | 飯@中井 | Comments(0)