2017年 04月 16日 ( 2 )

海賊船~石松

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 海賊船でスタート。
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 石松でフィニッシュ。石松のチレは美味しいんだなあ。



by atsushisaito | 2017-04-16 12:52 | 飯@中野 | Comments(0)

第42回木村伊兵衛写真賞 受賞作品展 原美樹子 写真展@新宿ニコンサロン

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 10数年前、確か一番最初に原美樹子の作品を見た時には、全く理解できなくてこんなのダメだみたいなことを言ったような記憶がある。当時は視点のはっきりしない、意図せず写り込んでしまったように感じられる曖昧さが、まだ若い頃の自分には不協和音としか感じれずそれが不快感に繋がっていたのかもしれない。振り返るとなんて狭量な視点でものを見ていたのかと自分のことながら呆れてしまう。
 今では日本の古いのから新しいものまで、また海外の作品も写真集などでかなり見てきたし、どんな作品でも自分の好みの作品を見る視点とはまた別の視点で見ることができるようになったような気がしている。そして今、あらためて原美樹子の作品を見ると、イコンタというカメラをファインダーを覗くことなく距離計を頼りに写したその作品群は、確かに写り込んだ、撮れてしまったものであるのではあるが、目の前に提示されている作品群は多くの写真から作家の手ずから選び抜いたものであるわけで、もはやそれは撮りっぱなしのアンコントローラブルのものではなく、綿密に計算された世界であることに気付く。
 古いレンズが描く色彩が時間という概念をどこか遠くの方に意識を向かわせ、夢と現実との狭間へと見る者を誘うようなそんな作品。

 今回、木村伊兵衛賞受賞対象になった写真集「Change」(published by The Gould Collection)はフランスの写真集コレクター クリストフに捧げられた写真集だ。45歳で脳腫瘍で亡くなった彼が好きだった作家が原美樹子だった。彼とは少しばかり交流があり、お互いに欲しい写真集を送りあう仲でもあった。最後に彼に送ったのが2015年の写真集飲み会で購入した15部限定の原美樹子のZineだった。
 パリや日本で何度か会ってレストランやクラブにも連れていってもらったし、日本ではめぐたまに連れて行くと喜々としてニューヨークのコレクターにスカイプして実況していた(相手は今回の出版人のラセットさん)。海外のどこかの美術館に行った旅先からは必ず写真展の絵葉書を送ってくれていた。一度も彼にそういうものを送らなかったことを後悔している。
 今回の原美樹子さんの受賞で、朝日カメラなどでクリストフという名前を見る度になんだか不思議だけど、嬉しい。寂しく感じることもあるけど。いい人でした。
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by atsushisaito | 2017-04-16 09:04 | 写真展 | Comments(0)