2015年 05月 14日 ( 1 )

路傍@中野

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 北口の老舗酒場 路傍へ。南口の北国と同じくらいにハードルが高い。ご先輩方が並ぶなか、おいそれと気軽に入られる店ではない。 この日、ふと前を通りがかると扉を開けはなされて営業をされていて、中を覗くとまだ誰もいない。これは、とばかりにお邪魔した。時代を感じさせる店内、カウンターの炉端がしぶい。
 お酒をお願いすると枡が用意され、樽から皿に受けたお酒を注いでくれる。そして小皿に塩。樽は広島のお酒 千福。塩の使い方がわからなかったから、手でつまんでそれを舐めながら酒を飲んでいた。後で聞いた話では、本来は枡の角にちょこっとのせて、それをキュッとお酒とともに飲むのだとか。
 お通しはないのかなあ、ときょろきょろお店の中を眺めてたら、小松菜のお浸しが登場。それを食べながら酒を呑む。なにをお願いしようかなあ、とメニューをみていたらきみの玉手箱というメニューがあるのに気付いた。長芋と黄身を焼いたものと聞き、それをお願いした。
 酒をなめながら待ってると、登場。可愛らしい器。正直、どこでも割と消音で写真を撮るけど、さすがにここでは撮る勇気がなく、でもこれだけ、なんか混ぜて食べてとのことだったので、混ぜる前の写真だけ撮らせてもらった。別に禁止とかってわけじゃないと思うけど、やはり他に客がいなくても節度というものがあるので、これだけ。
 混ぜ合わせると、容器の端の焦げたところと混ざり合って美味しい。なにか口に当たってそれが小さなアクセントになっていいな、と思っていたら、実はそれは隠し味なんですよ、と女将さん。 ここでお酒のお替り。次はお燗してもらった。もしかしてあの鉄のやかんで湯せんしてくれるのかな、と思いきや電子レンジでチン。。。ここはお燗をするとこではないよう。
 あと、厚揚げもいただいた。 女将さんになぜ広島の千福のお酒をずっと置いているのか、というお話などいろいろと聞かせてもらった。それを聞くと、最後に樽酒を飲みたくなりお願いすると、お酒を燗にされたので、最初の枡を下げてしまって、枡は下げてしまうと出せないとのこと。コップでいいなら、ということで、最後に樽酒をいただいて、御馳走様。
 是非とも、また行きたい。
by atsushisaito | 2015-05-14 12:17 | 飯@中野 | Comments(0)