2008年 09月 22日
和田裕也展「/」
アートのオープニングパーティーってもっと気軽にいろんな人が遊びにきてもいいんじゃないか、そういうコンセプトのもと、、、、、は建前で単純に仕事帰りに疲れたんだけど、どこかタダで飲めるところはないか、と探すとありましたよ!ひとつぼグランプリのオープニングパーティーが。 がっつりビール2リットルいただいました(一本250mlの缶で)! 最初こそびくびくしていたものの、酒が入るごとに気が大きくなり、ゆっくりと作品を鑑賞させていただきました。 今回思ったのは、動画を一角で上映しているのだけど、なかなか普通に展示巡りしてるさいに、それを一本丸ごと見るという行為はしづらい(面白いと思ったとしても)ので、ビール片手にゆっくり、それも人というしがらみのない時間の中で見るのも面白いなあ、と思った。 パーティーの主旨には反するのだろうけど、人一人、それも会場の彩どりですよ。
その動画は、コンクリートで護岸された川(目黒の)に数人で降りてストロボをばしばし焚いているところを撮影しているもの。変な音声がいい感じで、さながらブレアウイッチプロジェクト。 床にはそのときの写真だろうか。 大全紙よりもう少し大きいくらいか、トレーシングペーパーにコピーされたプリントがところ狭しとちらばっている。 適当に持って帰っていいそうだ。 壁に展示されているプリントもB0ノビ、もっと大きいのかなあ、額にいれられたりいれてなかったり。また壁一面にぐわーんとのばしたものも。
印象に残るのは展示方法。写真そのものは、ライアン・マッギンレーなんかの最近の潮流の中で語られるものなのかなあ、と思う(被写体そのものは違うよ、当然)。 いっそうのこと壁にきちんと展示されているプリントこそを床に並べられていれば、それはそれで面白いような。 踏むのは自由。踏めるものなら踏んでみろ!とか。 それは違うか。
面白い展示だった。ビール飲めたし。ほんとは1リットルでやめとこうと思ってたのだけど、展示時間を間違えてのこのこやってきた村上仁一を発見したことで気が大きくなって2リットルまでいってしまった。ごめんなさい。