2008年 06月 28日
Weezer
タイトルはなくて、ジャケットが赤いからレッドアルバム。前回よりWeezerらしさは出ているものの、曲の雰囲気が散漫。バンドとしての習熟度が上がったという見方もできるのかもしれないが、面白さにかける。それでもWeezerらしさが上手く行っている曲もいくつか。 しかしマット・シャープがいたころを最高と考える僕みたいな偏屈には、納得できない部分が大きい。
My Name Is Jonas のようなガツンとしたハンマーが欲しいところ、と書いてみたのだけど、当時大学一年生の僕には、ラジオでかかったBuddy Holly にやばい雰囲気を感じたものの、アルバムを通して聞いた時にはあまり強い印象はなく、あれれ、という感じがあった。むしろRadioheadのBendsの方にぐらっときてたような思いでがある(一年ほど記憶に誤差があるかも)。 セカンドのピンカートンでようやくWeezerの真価に気がつけたのかもしれない。
今回、ボーナストラックで日本語の歌が一曲あるのだが、最初稚拙な日本語になんだかなあ、と思いながら聞いていたのだけど、サビの部分からリヴァースの歌声も感情が入ってきていい感じに。調べるとBoaという人のメリクリという曲らしい。 元曲のことはわからないのだが、リヴァースのエモっぽさが一番発揮できていたのではないかと思う。