たれ蔵@上野

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 予定外に上野にきてしまい、しばらくふらふらした先にあった店。チェーン店がよく作るような、本当かどうか疑わしいうたい文句を見て一度は通りすぎたのだが、ちらっと目に入った文字に反応してもう一度店の前へ。大盛りが無料、それだけなら別段どうってことないわけだが、盛りのグラム表示が最大900gだったことに驚いてしまった。並盛りが300g、大盛りが600gそして特盛りが900gと、これはなにか面白いものに出会えるのかもしれない、と店の中へ。やたらとメニューが多く、その時点で少し後悔。普通の、だろうと思えるしょうゆつけめんのチケットを購入。席について盛りを告げるのだが、どう考えても900gは無理なので、600gを注文。もし本当に600gの麺がきて、つけ汁がまずかったらどうしよう、とどきどきして待ったが、その心配は杞憂に終わった。
 登場した麺をみて愕然とした。どうみても300gすらない。せいぜい200gかもう少し多いくらい。大盛りです、と言って出してきたわけだから、間違いではないはず。えー、と思いながらカウンターのメニューを見直すと、麺の量は茹で上がり後の重さです、との表記。注意して見なかった自分も悪いのだけど、これはかなりずるいと思う。だいたい茹で上げる前、後の違いを考えた上で、このg表記を見る人は少ないはずだ。常人がちょっと考えると900gなど現実的ではないので、ほとんどの人は注文しないだろう。実際は特盛りにしても「べんてん」の並盛り程度ではないかと思う。盛りが売りになると思った上での戦略であるのだと思う。だが、なぜその売りをハリボテにしないといけないのかまったく理解できない。実際、ネットでの評判を見てみると、その量の少なさに肩透かしをくらった意見ばかりだ。人が流動的で一見さんの多い上野だから、閑古鳥が鳴くことはないだろうが、1年、2年後には違う店になっているだろう。
 つけ汁の味は、やすべえみたいな甘い感じに一味がかなりかかっていた。嫌いではない味だったが、もう一つインパクトが少なく感じられた。
 
 なんだかなあ、と歩いているとトンカツの文字が。上野がトンカツのメッカだということを思い出し、後悔しながら電車に乗った。
by atsushisaito | 2007-03-23 21:10 | 飯@上野 | Comments(0)
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