のれん@中野

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 さばみそ煮定食(880円)。メニューはこれだけ。なかなかお気軽には入りづらい店構えな上に、中野の定食としてはちょっと高めな880円という値段のため、ずいぶん前から気にはなっていたが、店に入ったことはなかった。 この日もランチタイムの3時を過ぎてしまっていたので、どこに行こうか散々迷った末、「桜桃」に行こうと、そのへんに置かれているホットペッパー(クーポンで1000円の特製が680円になる)を取り、店頭でクーポンをビリビリちぎっていると、目に飛びこんだのがこの「さばみそ煮定食880円」の文字。そうだ。この店は16時までやってるのだ。 この16時という時間設定はかなりいいと思う。周囲の競合店がバタバタ15時で店を閉める中、僕のようにあぶれた難民を取り込みやすくなる。 まあ、この店はこの16時で一日の営業が終了ということもあり、他の店では、夜の仕込みや休憩なんかで15時まで、というのはしょうがないのかもしれないが。
 そういうわけで、初「のれん」。店はカウンターのみ。もともと飲み屋をやっていたところ、なんやかんやの事情で、昼のランチ営業のみに切り替えたらしい。5席くらいしかない上、客側のスペースは、人間一人座るのがやっとの奥行きなので、奥に座ってしまうと、帰るときには食事中の客を何人か店の外に出さないと、帰れないシステムになっている。幸い、僕が入ったときには、お客さんが一人で、そんなきまずい思いをしなくて食べられた。
 言わなくてもメニューは一つなので、頼まなくてもいいのだが、初めての店で黙って座ってるのも具合が悪いので、とりあえず「さばみそ煮定食ください」というと、催促されたと思われたのか、「いま出すから、もうちょっと待って」と返されてしまった。店は、おばはん、というかおばちゃんが一人で切り盛りしている。しばらく待っていると、定食登場。
 今日は、煮物がない、ということで本来、煮物がはいってるはずの器には、昆布の佃煮が入っていた。あとは豆腐、蜆の味噌汁にさばみそ煮。昆布で少しグレードダウンしてるものの、なかなか充実した定食だと思う。さらにご飯はおかわり可。ただ食べ放題ではないので、調子にのって何度もおかわりしていると怒られると思う。 さばみそ煮が、驚くほど旨いか、というとそんなこともなく普通のさばみそ煮。味噌汁は、かなり熱い。が、意外と薄味。 食後には梨を一切れくれた。 
 普通においしいし、ご飯も一杯おかわりさせてもらったので、お腹も満足した。雰囲気も好き。ただ、この値段880円。高いかなあ。ちょっと前は770円だったらしい。この100円はけっこう大きいと思う。だってあと20円だせば900円。陸蒸気のランチと同値段になってしまう。中野のこの界隈の相場500円~700円の中では、ちょっと目立ってしまう値段だなあ。
 あと、おばちゃんは話好きなので、そのへん苦手な人はしんどいかも。その逆の人には最高に居心地のいい店だと思う。
by atsushisaito | 2006-11-03 23:50 | 飯@中野 | Comments(0)
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