風龍@中野

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 博多天神のビジネスモデルを模倣して急速に展開しているラーメン屋 風龍。博多天神ファンとしては、不味いラーメンを真似しなくてもいいんじゃないかなあ、と思う訳だけど、今の展開を見ていると悪いビジネスではないのか、と思ったり。博多天神が企業として下方に向かっている感じは従業員の高齢化を見ていて思う。真似する企業がでるくらいだから、低コストの高収益な形態ではあるが、新たな切り口を見いだせていない。そこに替え玉2玉無料を掲げて進出したのが風龍。
 博多天神ファンとしては、別に亜流なところで食べる必要もないと思っていたけど、地元の中野にできたので空いてる時に行ってみた。当初一杯400円で展開していたラーメンは580円。材料高騰を受けての改定だと思うが、この時点で博多天神の500円を超えてしまっている。既に博多天神は脅威ではない、という心理なのだろうか。
 さてきくらげラーメン680円の食券を購入して席へ。早速ラーメンが登場するわけだが、卓上にレンゲが見つからない。実はスープを飲むのにレンゲを使うのは邪道という硬派なラーメンかと思いきや、丼の下の皿に付いていた。一口汁を啜ると博多天神と比べて油っこい。表面に浮かぶ油が多い。しかし、それ以外は普通に博多天神。とりあえず麺を食べ終えて替え玉。そして辛子高菜をブースト。いつもの博多天神。
 
 総括すると博多天神のレプリカ。ただし、博多天神は未だ一杯500円。風龍のおかげでだいぶ疲弊しているのかもしれない。行動力が高い風龍は今後IPOで資金を調達した後に博多天神を駆逐してしまう可能性もある。ただし博多天神ファンは替え玉を2回もしないので、今後の巻き返しの可能性も残されている。まあ、どっちも頑張れという感じ。

by atsushisaito | 2017-12-13 12:53 | 飯@中野 | Comments(0)