一休食堂@東京都中央卸売市場食肉市場

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 品川駅は開発され立派なオフィス街に、そして朝夕は勤め人達の大行列で慣れない僕には人の歩くスピードの波に乗るのに大変なくらい。それに対してすぐ近くにある食肉市馬の存在はかなり異質。当然、素人へん小売はやっていない。ただし食堂は誰でも気軽に入れるということで行ってみた。
 ゲートを通ってすぐ左にその食堂はある。10時過ぎに入ったのだが、まだ朝と昼の谷間な時間なのか、ポツポツと市場で働いている人らしき人たちがご飯を食べているくらいで空いていた。注文は煮込み定食。まさに食堂でいろんなメニューがあるが、やはり名物を。
 ご飯に牛の煮込み、モツ煮込み、生卵、そしておしんこ。市場の定食という感じでいい。モツ煮込みはどちらかというと味噌汁。定食の中では汁物のポジションになる。これが鮮度プリプリ全く臭みもなく、といったモツを褒める時のステレオタイプ的な言葉を当てはめたいところなのだが、普通に腸のモツ特有の臭さがふんわりと香る味噌汁なので、苦手な人には辛いかも。
 牛の煮込みは赤身、もしくはすじ肉といった部位をこんにゃくと一緒に甘く煮込んだもの。ご飯のお供としてはこの甘さは僕には少々苦手。最後に卵かけご飯として食べ終えたが、ここの食堂の真髄はこれではなく、この煮込みとか他のメニューで一杯やれるとこだったりして。

by atsushisaito | 2017-10-22 12:26 | 飯@港区 | Comments(0)