にかけうどん

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 豊橋のホテルを事前に酔っ払いながら探していて、無難にコンフォートホテルでいいかあと思いつつもtripadvisorだとどこの旅行系サイトも満室。いやーでも、僕こういうの慣れてるからーと検索を繰り返して空室を発見。じゃらんポイントも駆使してお得に予約できたわーとふわふわしつつそのまま酔いつぶれ、翌日に二日酔いで豊橋駅に到着。ホテルの場所を予約メールから検索すると随分と遠い。まず豊橋市ではない。appleのマップは使えねーな、とグーグルマップで開くと指し示す場所は遠く離れた隣街。そこでようやく事態を飲み込めて改めて予約メールをじっくりと見ると、予約してたのは豊川市のコンフォートホテルだった。
 電車に乗って移動できない距離ではない。むしろ不幸中の幸いであったくらいの近さなのだけど、僕は豊橋市で飲みたかったのだ。二日酔いで思考は半分停止していた。暑いし移動したくない。幼児のイヤイヤ期の如く豊川市への移動を拒む自分がいた。その場で駅直結のアソシアホテルのロビーに行き、レセプションの前のソファーでwebから予約を入れてチェックインした。コンフォートホテルは泣く泣くキャンセルしてしまった。
 前日にこのホテルもチェックしていたのだが、その時には満室だったので諦めていたが、当日キャンセルがあったのか1部屋の空きが出ていた。おまけに余りものの部屋がいい部屋だったみたいでお得にアップグレード。快適に過ごせた。
 そして朝食。これがなんというか中途半端で物足りない。やはり地方だとその土地の特色を生かしたものが欲しい。その辺りドーミーインなんかは上手くて、決して高い食材ではないのだが旅人の心をきゅっと鷲掴みする引きを作っている。このホテルは例えばドーミーインと比べるとワンランク上の豊橋では1、2を争うようなビジネスホテルなわけだけど、どうも引きがない。品数が少ない訳ではない。欧州の人なら十分にこれで満足するはずだ。こういう大型の施設になると和と洋、どちらにも対応しなければいけない。なので、和一辺倒に注力できるドーミーインと勝負するとなると弱い。だからどうしても和洋どちらもアベレージのものになってしまう。
 よかったのはトロロくらいかなあ。ちょっと残念。
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 豊橋というか三河地方の名物といえば「にかけ」だそう。かけうどんの頭に「に」がつくだけでイマイチパッとしない感じの名前のこのうどん、まあそんなにパッとするものでもない。食べたのは新城市の久五郎というお店。移動中にこのあたりで食べておかないと食べ逃すな、という予感のもと車を駐車場に。
 席についておばちゃんにズバッと「にかけ」でお願いしますと伝えた。ていうかそもそも「かけ」というメニューがなくて、にかけこそが我々が共有しているであろう「かけ」という認識。三河地方は徳川の癖に贅沢な地域だ。
 この店のにかけには鰹節、刻み油揚げ、かまぼこにワカメ。この具沢山な感じが「荷」かけ、ということらしい。白醤油を使ったカエシなので、色は澄んで西日本的。出汁の具合もいい感じに出ているが、少し甘め。麺には特に感想ないなあ。しかしこれ、いろんなお店を回って深堀りしていけば結構面白いかも。


by atsushisaito | 2017-08-01 23:13 | 飯@23区外 | Comments(0)
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