柳家 フェザン店@岩手県盛岡市

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 キムチ納豆ラーメンなんて聞くと企画ものかなんかの際物メニューかとすわ思ってしまうわけだけど、ここ盛岡では誰もが知るソウルフードだった。
 盛岡に着いてすぐになにか食べたいなあと思い、ここ柳家へ向かった。地下の通路のようなところに数軒お店が並ぶところに柳家はあった。中に入るとほぼ満席な店内。そんな人気店だとは思わなかったのでびっくりした。店内には納豆の臭いが漂っていた。
 テーブルに相席させてもらってキムチ納豆ラーメンの小サイズを注文。これでお腹一杯になる気はなかったので、味見程度に食べようと。待ってる間周囲を見渡すと、まず相席させてもらった向かいの女の子はiphoneでBLのようなものを見ながらキムチ納豆ラーメンを啜っていた。丼のサイズが大きくて、大盛りを食べてるのかなと思った。出張系のリーマンもいたが、部活の帰りのような女子高生達がキムチ納豆ラーメンを普通に食べていたりで、当初漠然と人気があるという情報しか持っていなかったので、ここに来て初めて地元に根付いた食べ物だということに気がついた。
 しばらくすると、でんっと登場した小サイズであるはずの僕のキムチ納豆ラーメンは、普通のサイズの丼だった。いわゆる二郎で小が通常サイズなように、ここ柳家でも小が通常サイズ。じゃじゃ麺の白龍でも思ったのだが、盛岡の人はけっこう食が太いのかもしれない。
 納豆ラーメンというと新宿の満来のような、納豆をちゃかちゃか混ぜたものを上からトッピングするイメージだが、ここ柳家では納豆ラーメンが生まれた起源が納豆汁にありので、納豆をすり潰したものがスープに溶け込んでいる感じ。ブツは見えないのだが、納豆のコクが強くスープにでている。そこにキムチ、これもあまりブツが目立つサイズではなく、これもよくスープに馴染むように小サイズに刻まれて汁に投入されている。
 納豆汁という伝統的な味わいをベースにしていることが、このラーメンが地元の人に親しまれる要因ではあるのかもしれない。ただ、納豆の臭いが漂う店内で、たっぷりのキムチ納豆ラーメンを皆が食べる姿はなかなか一風変わった東北の風景であった。
 その他にもいろいろ創作系のラーメンがあって、食べてみたいなあと思ったり。いやあでも美味しかった。麺が意外にもしっかりしていて、全然スープに負けていなかった。麺処でもある所以なのかもしれない。
by atsushisaito | 2016-12-06 12:54 | 飯@23区外 | Comments(0)
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