麺匠 むさし坊@埼玉県さいたま市

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 隣の県でアクセスもさほど悪なくというか、むしろ首都圏へ何本も路線がありすぎてわけがわからなくなるくらいに便利な東京大宮間だけど、こっちの方には滅多に来ないなあ。今回は埼玉トリエンナーレの展示を観にいった。帰りにせっかくだから、なにか食べていこうとラーメン。
 むさし坊ってどっかで聞いた名前だと思ったら、中野で近所の七彩の人がこちらで働いていたとか。でもまだ七彩に行ったことないけど。大きなビルの1Fに入っていて綺麗な店内でよくわからないから、とりあえず普通のラーメンに玉子。
 でてくる前にカウンターに貼られたテキストを読んでみると化学調味料無添加のラーメンだそうで、いろいろと食べ方の指南が。登場したラーメンのスープを一口飲むと、なるほどまろやかな味。角が一切ない丸い味。ラーメンとして味わうと薄っぺらいなあという感想だけど、でもこの前に赤坂の一龍で食べたソルロンタンの味わいを思い浮かべた。ソルロンタンは牛だけど、この鳥で作られたスープにも同じような味わいを感じる。つまりじっくりと美味い。
 そういう風に思えればこのラーメンはそのまま食べ続ければ、次第に味に慣れてきて旨味も十分に感じられるようになるけれど、せっかちな現代人にはそれもなかなか叶わぬようで、それで物足りない人用に塩昆布の投入が推奨されている。高級な無添加塩昆布ならいざ知らず、まあ塩昆布という名の化学調味料の投入になるわけだけど、確かにいれてみると旨味がぐっと厚くなる。ただ、それで個性が消えてしまう。
 テキストの通りに、花山椒入りの胡椒を投入するとさらにその色に染まり、柚子入りの特製調味料を投入した時点でもうわけのわからない味になってしまった。もう戻すことはできない。やってしまったなあ、と思いつつ汁を飲み干した。
 メンマの替わりに芋がらだったのは面白かった。でも僕はメンマの方が好きだけど。麺は細麺にしたのだけど、太麺だとまた感じが変わってくるのだろうなあ。細麺がちょうどいいと思うけど。
by atsushisaito | 2016-11-12 12:15 | 飯@23区外 | Comments(0)
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