殿田@京都府京都市

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 dancyuの今年の1月号に掲載されていたお店。京都駅からすぐで、なにか軽く京都らしいものを手軽に食べられる店とえば、第一旭と新福菜館くらいしか知らなかったので、これ幸いとばかりに向かってみた。
 繁華街である四条や三条方面と反対に向かって少しあるくと、殿田はあった。中に入ると、意外に広くテーブル席が並ぶ。昔ながらの食堂の風景。ジャージの学生から、仕事の途中のおじさん、そして僕みたいな観光客風の人。ゆるい空気が流れるうどん屋さん。
 そう、ここはうどん屋。dancyuでもおばあさん自慢の出汁、と書かれていた。その美味い出汁をじんわりと味わいに来たのだが、意外にも地元風のおじさんが中華そばを食べているのを目にしてしまい、心が大きく揺れてしまった。
 正直なところ、京都、というより関西のうどんは出汁の美味さ以外にいいところがない。麺がやわい。やさしいといってもいい。でもその優しさは、大阪出身の僕には抑揚のない噛み応えで、どこまでいってもうどんはうどん、というなんだかネガティブなイメージが刷り込まれている。今現在は、それなりその優しさを理解できる。でも、この時は、中華そばのソリッドなイメージにうどんが負けた。
 僕は中華そばを頼んでしまった。注文してからも、いやあやっぱりうどんだったかなあ、とぐじぐじと考えていたのだけど、登場した中華そばのシンプルな美しさを目にして、これは正解だった!と思った。細麺でちょっと固めの麺にあっさりシンプルな醤油ラーメン。いやあ美味しい美味しいと食べていたのだが、ふと、あれ?と思った。
 これって、マルタイの棒ラーメンなんじゃないかと。あれにトッピングと胡椒をふりかければ、こんな感じでは、と。一度そう思い始めると、これはマルタイの棒ラーメンだという気持ちが強くなりすぎて、結論としては、これはマルタイの棒ラーメンだと僕は思う。
 だからどうという話ではなく、美味しかったから、問題なし。
 
by atsushisaito | 2016-05-17 12:50 | 飯@23区外 | Comments(0)
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