季肴酒@函館

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 函館で太田和彦先生お薦めのお店に行ったら、どうやら臨時休業みたいでやっていなかった。他になにも調べていなかったので、ぶらぶらとあたりを歩いてみた。スナックみたいなお店がたくさん入居してるビルが立ち並ぶ路地を進んでみたが、これといって食指が動くところがない。どうしようどうしよう、と突き当りの暗がりにひっそりと佇んでいたのがこの店。外から中の様子が窺えなかったけれど、だめなお店ならまあそれはそれでいいや、と中へ。
 頑固そうな店主と柔らかい接客の奥さんが迎えてくれた。壁に並ぶ日本酒のメニューを見て、あたりかな、と思った。まずはビールをいただいた。お通しはメカブ。茹でたてをいただく。シンプルだけど旬なものが、すっと出てくるのは嬉しい。
 刺身の盛り合わせにすると、ちょっと値がはりそうだったのでお刺身のお薦めを聞いてみた。「ここに書いてます」と黒板を目でさす。お薦めだから黒板に書いてるんだよな~、安易な質問をしてしまったと反省。では、ということでほっき貝を注文。黒板に値段が書かれていなかったので、下手にマグロなんかを注文してしまうとびっくりしてしまうことになるかもと、安そうな貝に、、、。
 ここでお酒を田酒に。日本酒を注文すると、店主が饒舌になった。いろいろと日本酒のことを話してくれて、ちょっとここでは書けない業界の話なんかもあり、楽しい。ほっき貝は美味しく、ワサビも良く、これは当たりの店かな、と思い、次は海老しんじょに。
 ここでも店主は海老しんじょについて話してくれた。うちの海老しんじょはつなぎを使っていない、海老だけの本物の海老しんじょなんだと。確かに海老だけで甘みが強い。普通の海老しんじょも好きなんだけど、それは言わずに。
 こちらの日本酒、鍋島をはじめなかなか普通に買えないお酒が並んでいるわけだが、レギュラー酒は鶴の友。飲んだことがなかったのだが、美味しかった。おつまみは生ハム。自家製だという。私は天才ですから、とさらっと言うくらいに自信がある生ハムは、確かに美味しかった。ハモンセラーノみたいなのを想像すると、かなり違うので、最初は違和感があるが、ソフトな肉質に旨みが凝縮していてわざわざ食べる価値がある一品。
 鶴の友が美味しくて、こんどはお燗をしてもらい、コンビーフを注文。こちらも自家製。たしか肩ロースを使ってるといっておられた。ここらへんでお腹が一杯になってしまって、御馳走様。
 最初は怖い印象だったのが、帰る時にはとてもアットホームな空間になっていて、こんな店にふらっと入れたことを幸運に思いながらホテルへ。また行きたい。
 
by atsushisaito | 2016-04-29 12:09 | 飯@23区外 | Comments(0)
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