インディアン 蒲田西口店@蒲田

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 狭い日本そんなに急いでどこへ行く、という言葉あるけど、実際には日本の頭から先までの距離はヨーロッパに当てはめると、数国をまたぐ長さであって、かつ東京ほどのビッグシティは例を見ないほどの密度。そんなわけで中野近辺に住んでいると、23区の反対側の蒲田がとても遠い場所だということを改めて認識してしまった。
 インデアンの名を初めて聞いたのは、もう随分と前。ラーメンとカレーが旨い店があって、職人的な感じの店だと。今回、たまたま羽田空港に寄る前に時間があり、蒲田に寄ってみて行くことができた。残念ながら本店の方は定休日だったので、この日は、割と近くの支店の方に。
 一番乗りで席に。店に来て初めて知ったけれど、初代が資生堂パーラー出身で、2代目が東京會舘出身、、、、正当派すぎる洋食の系譜。資生堂パーラーは未食ですが、東京會舘では某賞の授賞式で何度かカレーをいただきました、、、。美味しゅうございました。
 注文は支那そばと半カレーのセット。最初に支那そばが席に。スープを飲んでみると、これがあっさり味を通りすぎて、無味に近いような、なんというか中華屋でセットの付け合わせに出てくるもう少し味付けしてもいいんじゃあいか、と思うような感じの舌の上を素通りしていくような感じ。
 ほどほどに食べ進めていったところで、すっと半カレーが登場。どれどれ、と少量のソースをご飯とともに食べると、これがいい感じにいじめられたソースの味わいで、上等なカレー。ラーメンなんて食べなくて、このカレーだけで十分じゃない、と思ってラーメンの汁を飲むと、それまでの淡白な仮面が剥がれて、出汁感がじわっときて驚き。
 カレーのインパクトで、弱い汁がさらに掻き消されるんじゃないかと思っていたところでの、このスープの展開はまさしく驚きで、この後にカレーと支那そばの交互に食べる展開が始まった。
 この汁とカレーの攻防において、麺はさしたる意味はなく、その証拠にカレーを単品で食べたときに150円でスープを付けることができる。ベストはカレーにスープ。これがこの店の極地ではないかと思った。
 
  
by atsushisaito | 2016-04-04 12:10 | 飯@大田区 | Comments(0)
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